シンガポール航空、777-9と787-10の計39機で正式契約 最大51機

シンガポール航空、777-9と787-10の計39機で正式契約 最大51機

シンガポール航空は2017年10月23日(月)、777-9を20機、787-10を19機の発注を正式に契約しました。契約書の調印は、シンガポールのリー・シェンロン首相がトランプ大統領のもとを訪れた機会にあわせ、ワシントンDCのホワイトハウスで開催されました。この契約は、2017年2月に締結された意向書(LOI)が確定したものです。

777-9と787-10の計39機に加え、2機種ともオプション6機ずつの権利があり、すべての権利が行使された場合、51機分、カタログ価格で総額138億ドルの契約です。シンガポール航空は、この機材の導入により、グループの新たな成長を確保し、路線ネットワークを拡大する計画です。

777-9は2021/22年度、787-10は2020/21年度にそれぞれ納入が開始される予定で、777は長距離、787は中距離路線に投入されます。また、シンガポール航空は2018年前半に世界ではじめて787-10を受領する予定で、今回の契約以外に30機を発注済みです。

シンガポール航空は現在、777を50機保有、グループ会社ではシルクエア、スクート、シンガポール・カーゴが737-8-MAX、737-800、787-8と-9、747-400Fを保有しています。

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