BEA 航空フォト(飛行機 写真・画像) 写真＋詳細データ

ＢＥＡが１９５６年に中距離旅客機の要求を発表したのに応じて、デ　ハビランド社が設計したのがＤ.Ｈ.１２１　Ｔｒｉｄｅｎｔである。 設計図の段階で確定発注２４機とオプション１２機の契約が結ばれて、試作機は作られず、すぐに量産を始めた。　　 生産中に、他社と統合してホーカー　シドレー　グループに加入した。

トライデントⅡはＢＥＡに１５機引き渡されたが、このＡＶＦＢはそのうちの２番機。　　５年後に5B-ＤＡＣと登録されたからキプロス航空が運航したのだろう。　　

１９６１年から７０年ころまで、全日空もバイカウント828型を１０機使用して会社の発展に貢献した。

機体名は　RMA ＳＩＲ　ＪＯＨＮ　ＦＲＡＮＫＬＩＮ　 搭乗口のドアは大きな楕円形で、これは７００シリーズの特徴で、座席数を５３~６５席にした８００シリーズは普通に見られる矩形型である。

バイカウントの原型　６３０型は１９４８年７月に、世界初のターボプロップ旅客機として初飛行した。　１９５０年７月にはロンドン~パリ間に旅客飛行を行った。　　これを４７席に発展させた７０１型を BEA が Discovery Class と称して２７機発注した。 １９５３年４月、ロンドン・ローマ・アテネ線を皮きりに、ヨーロッパ各都市に路線を広げていった。　　ここにあるのは、その２番機であるが、現在の所有はダックスフォード航空協会である。

40年前のヒースロー空港ターミナル1に並ぶBEAのトライデントです。1機だけ角ばった垂直尾翼が見えるのはバンガードでしょうか？ このBEAは1974年にBOACと合併して現在のBAになった会社で、flybeの前身となったBEAとは別の会社です。