ビジネスクラスなら人権があります - 中国東方航空 口コミ・評価

過去には無意味な遅延、マナーの悪い中国人、人間の食べるものではない機内食など散々な目に遭わされた中国東方航空ですが、ビジネスクラスではいかかでしょうか。浦東から仁川までのショートフライトです。


【機内食・ドリンク】

短距離フライトですが、割としっかりしたものが出て来ました。韓国人を意識してでしょうか、キムチやコチュジャンが盛り込まれたメニューでした。味は中国の機内食にしては美味しかったです。


【座席（シート）】

2世代前のシェルフラットシートです。若干古さを感じますが、破損汚損もなく、広さやリクライニングの自由度も合格です。快適に過ごせました。

【機内スタッフ】

当日はビジネスクラスはほぼ満席でしたが、乗務員はテキパキと仕事をこなしていました。英語も軒並みよく話せます。ただ、中国のエアラインのCAに笑顔を期待してはなりません。

【エンターティメント】

こちらも2世代前の解像度の低い機内エンタメが装備されています。ショートフライトなら問題ありませんが、ロングフライトでこれに当たるとガッカリするかも知れませんね。

【トイレ・洗面台】

ビジネスクラス専用の最前部の化粧室については、最初から最後までキレイに維持されていました。

【機材コンディション】

搭乗機材のB-6095は2007年式と、若干古い機材ではありますが、コンディションは悪くありませんでした。ただ、座席やエンタメの陳腐化が目立つので、リニューアルする必要がありそうです。

【空港サービス】

悪名高い浦東空港は中国東方航空の国際線に限っては、入国審査不要で乗り継ぎが出来るようになりました。この点は進歩しましたが、相変わらずの沖止め祭りに加え、スタッフは不親切極まりありません。
ただ、沖止めでもビジネスクラスは専用車でターミナルと飛行機の間を送迎してくれるので、その点は◯です。

【総合評価】

中国東方航空のビジネスは他社のエコノミー並の安さなので、気になっている方も多いでしょう。結論を申し上げれば、座席も広く、機内食もきちんと食べられるものが出てくるので、他社エコノミーよりははるかに快適に移動できます。検討の余地は十分あるでしょう。
ただ、同社のエコノミーは絶対に止めましょう。LCCよりも人権がありません。