フランス空軍(航空宇宙軍)のアクロバットチーム「パトルイユ・ド・フランス」は、2023年で創設70周年を迎えました。これを記念して、同チームが運用するアルファジェットに記念塗装を施しています。1983年ごろのパイロット用ヘルメットに描かれたデザインをイメージし、創設70周年の特別なロゴマークを上部に配置しています。
ダッソー/ドルニエ アルファジェットは、1973年10月に初飛行した軽攻撃機・高等練習機。全幅9.11メートル、全長11.75メートル、最高速度マッハ0.85で、1992年に生産は終了しています。フランス空軍(航空宇宙軍)では高等練習機として、8機編成のアクロバットチーム「パトルイユ・ド・フランス」で運用されています。
同チームは今後も、フランス各地のイベントで展示飛行を披露するほか、2023年5月20日(土)と21日(日)には、「パトルイユ・ド・フランス創設70周年記念イベント」を開催予定。このイベントでは、「パトルイユ・ド・フランス」のほかにも、ギリシャ空軍F-16デモチーム「ゼウス」の展示飛行のほか、スイス空軍F/A-18戦闘機、サウジアラビア王室空軍などが参加することも明らかになっています。