マレーシアのナジブ・ラザク首相は2014年7月22日(火)、現地時間0時45分に声明を発表し、撃墜されたマレーシア航空MH17便の搭乗者の遺体を回収し、ウクライナ北東部のハルキウに鉄道で移送されていると発表しました。ハルキウから、オランダ空軍のC-130Hにより、アムステルダムに移送されます。オランダ空軍は事故調査チームの輸送でもC-130Hによる支援を行っています。
ナジブ首相は声明で、ドネツク人民共和国首相を自称するアレクサンダー・ボロダイ氏と電話で協議し、遺体の収容に加え、ブラックボックスをドネツクでマレーシアの調査チームへの引き渡し、独立した国際機関による事件の調査を行うため墜落現場へ安全にアクセスすることで合意したと明らかにしています。