エアバス・ヘリ、H160試作2号機が初飛行 量産型と同型エンジン搭載

エアバス・ヘリ、H160試作2号機が初飛行 量産型と同型エンジン搭載

ニュース画像 1枚目:初飛行したH160試作2号機
© Airbus Helicopters
初飛行したH160試作2号機

エアバス・ヘリコプターズは、2016年1月27日(水)、H160ヘリコプターの試作2号機(PT2)が、フランス・マリニャーヌで初飛行したと発表しました。

2015年6月13日(土)に初飛行したPT1は、プラット・アンド・ホイットニーPW210エンジンを搭載していましたが、PT2は量産機に搭載するのと同じチュルボメカArranoエンジンを搭載しています。量産機と同じArranoエンジンを使用して性能試験を開始することは「重要な一歩だ」とエアバス・ヘリのH160計画ヘッド、Bernard Fujarski氏がコメントしています。

エアバス・ヘリではH160の開発に試作機5機の投入を予定しており、2機は地上試験機で、3機が飛行試験機です。PT1は2015年末までに75時間以上の試験飛行を実施しており、今後PT2とPT3を加え2018年の運用開始を目指して飛行試験が本格化します。

H160は総重量6トンクラスの双発ヘリコプターで、フィンメカニカAW139のライバルとなる新型機です。

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