航空幕僚監部は日英共同訓練「ガーディアン・ノース16」について、2016年10月17日(月)から11月6日(日)に実施すると発表しました。イギリス空軍のタイフーンの初来日を含む部隊の展開、撤収を含む日程です。
このうち、タイフーン戦闘機の展開は10月21日(金)で、撤収は11月5日(土)を予定しています。訓練実施場所は、三沢基地とその周辺空域などです。
航空自衛隊は、北部航空方面隊のF-15戦闘機、F-2戦闘機それぞれ4機程度、イギリス空軍は第2飛行隊を主とする訓練部隊でタイフーン戦闘機4機、ボイジャー空中給油輸送機、C-17輸送機とその人員約200名が参加します。
訓練は、防空戦闘、対戦闘機戦闘、戦術攻撃訓練を予定しています。訓練は、2016年1月に日英外務・防衛閣僚会合「2+2」で合意したもので、航空自衛隊が日本国内を拠点にアメリカ以外の国と実施する初の共同訓練となります。期間中、航空幕僚長とイギリス空軍参謀長が訓練を視察する予定となっています。
なお、イギリス空軍は三沢基地での訓練の後、韓国の烏山空軍基地に移動し、韓国空軍と訓練を行います。