ANAホールディングスは2018年3月19日(月)、3月16日(金)から報じられた連結子会社のピーチ、バニラエアの統合観測記事について、「発表したものではない」とした上で、「現時点では決定した事実はありません」とのコメントを東京証券取引所の開示情報として公表しています。
ANAホールディングスは2018年2月に発表した「2018-2022年度ANAグループ中期経営戦略について」で、LCC事業で「バニラエア・Peachの連携強化」「中距離路線へ進出」を掲げ、バニラエアとピーチが就航路線を増やし、マーケティング・インフラ・人財交流など、様々な面で連携強化を図り、収益基盤の拡充をめざす取り組みをローカル線や需要開拓の観点で掲げているほか、ANAグループの空白領域の中距離路線へ進出する取り組みに着手する方針を示しています。
これを踏まえ、3月19日付けの発表では、両社の連携を強化し、LCC事業をANAグループの中核事業の一つに成長させる方向性の中で「様々な検討を行っていることは事実」としています。
