航空会社 ANA (全日空)
- 国
- 日本
- IATA | ICAO
- NH | ANA
- メンバー評価
- 搭乗レビュー 4.05 [11,113件]
- アライアンス
- スターアライアンス
搭乗レビュー
条件付フライト(羽田→八丈島)
搭乗写真
総評
羽田空港-八丈島空港の搭乗レビューです.
2012/07/21.羽田空港搭乗ゲートは68番ゲート,羽田発12:15,NH823便,シップはA320(JA8382)です.
当日は東京地方は晴れのち曇りといった気候でしたが,八丈島はかなり風が強い予報だった様です.羽田―八丈島間は一日3往復ですが,八丈島に到着してレンタカーの店員さんに77/21のNH821便は八丈島上空を3回旋回して,やっと着陸したとの事でした.八丈島の天候は雨のち曇り,のち晴れと言った感じで風速は東北東8m程度,気温23℃,都内より涼しい様です.
私が乗る便は,2便目の12:15発のNH823便です.所要飛行時間は50分ですが,空港到着1時間前までは,搭乗手続き一時中止の状態でした.どうも風の影響の様です.その後受付が再開され手荷物を預けて,検査場を通り出発ゲートへ,実は検査場入った時間が出発時間15分前丁度だった様で,出発ゲートでエラーとなり,ANAカウンターへ戻り,出発時間にまだ間に合うとの事で再入場となりました.恥ずかしながら,まだ大丈夫と家族で呑気に昼食とってました(汗).検査場C・Dから68番ゲートまでは,かなりの距離があります.家族4人でランニングでした.
12:10位から搭乗開始です,便は満席.着陸できない場合は羽田空港に引き返す条件付のフライトです.いつもの通り搭乗前にCAさんに,フライトログの記載をお願いしようとしたのですが,鞄に入れたはずですが見当たりません.ここでまたトラブル発生の様です.搭乗の際にふと,A320の銘板が目に入り,思わずカメラを出して撮影したのですが,どうも鞄からカメラを取り出した際にフライトログブックを落としてしまった様です.で仕方ないので,そのまま着席です.CAさんに落とした事を伝え一通り機内を探して貰いましたが,機内では見つからないとの事.そこで,ANAの遺失物案内を紹介して頂きました.到着後早速電話をかけ届いていないか確認しましたが,届いてないとの事でした.結果,幸いな事にフライトログは八丈島空港で見つかったとの事で,後日自宅に送付して頂きました.担当者の方にはホント,ご迷惑と感謝の気持ちでいっぱいです.
で,銘板ですが,撮影は出来ていましたが,後日自宅PCで確認すると,残念ながらコンデジで急いで撮影したのか少々ぼけ気味.フライトログブックは落とすわ,写真はぼけるはで凹みました.銘板の写真を添付してありますが,機種名,シリアルNo等が確認できると思います.さて,この銘板の場所ですが,知りたい方は是非DMにてお問い合わせ下さい.
定刻から5分遅れの12:20にブロックアウト,ノーズを木更津(南側)に向け,タキシングを開始.タキシング経路は68番スポットから,E-TWY→F-TYW→G-TWYを経て誘導路B2からRWY05への進入です.実は私自身,初めてD滑走路からの離陸になりました.D滑走路オープン以来何度か乗ってますが,風向きに嫌われたのか,16Rや34Lばかりでした.勿論D滑走路への着陸経験もありません.初めて機上からD滑走路をみた時は感動でした.気持ち的に写真撮りたい所ですが,既にドアクローズで移動中でありNGです.
プッシュバックの段階で,天候は曇りから,雨交じりとなり.機窓からの景色も白く霞んでいます.RWY05に進入後そのまま離陸滑走開始です.ほどなくエアボーンし,直ぐに雲中へ,暫くして右旋回,雲中ですが恐らく東京湾上空位でしょう.その後暫くして左旋回し暫くへデングは変わらず上昇しているので,羽田からの標準出発方式(SID)はURAGA ONE DEPARTUREだと思われます.
上昇して雲を抜けると青い空が広がっています.多分東京湾を抜けた位の場所だと思われます.八丈島へのルートは後日チャートを確認すると,東京湾を南下しそのまま,御蔵島を目指すルートの様です,残念ながら巡航高度は判りませんが,飛行時間からみて15,000ft位でしょうか,機窓からは上は青い空,下は白い雲の絨毯です.所々に雲の切れ間はありますが,途中の伊豆諸島の島影は見えません.暫くして,着陸へ向けた最終アナウンスが流れ,機がゆっくりですが,降下しています.(後日調べてみましたが,御蔵島あたりが降下開始ポイントの様です)機窓から下を見ると,どんどんと海面が近づいて白波が見えます.それにつれて揺れも激しくなってきました.やはりまだ風が強い様です.ゆっくり左旋回して暫くすると,機窓前方に島がみえます.これが八丈島でしょう.機窓からは,眼下に青い海と上空は雲が多めに掛かっています.青い綺麗な海なんですが,本人はフライトログを落とした事で,違う意味でブルーです(笑).
この段階で八丈島空港へのアプローチはRWY08の様です.風は相変わらず強い様で左右上下に激しい揺れではないですが,揺れています.海の色がハッキリと青く見え,洋上では吊船も見えます.海から陸に入った様で景色が青から緑に変化します.ほどなくして八丈島空港RWY08へタッチダウンしました.着陸滑走しエンジンリバース.右主翼のスポイラーも動作しています.速度が落ち,続いて滑走路途中でターンです.丁度滑走路のRWY26の着陸接地帯あたりでの180度ターンです.私自身初めて滑走路上でのターンを経験しました.正直こんな滑走路の幅(30m)でA320が180度ターンできるものだなと驚きました.その後はターミナルへ向かいタキシング.ほぼ定刻の13:10にスポットインしました.羽田空港に引き返す条件付きにフライトでしたが,無事八丈島空港へ着陸しました.天気は曇り空は白い絨毯が広がっていました.
八丈島ですが,ご存じの方もいらっしゃると思いますが,ひょっこりひょうたん島のモデルとなった島です.島がひょうたんの形をしており,空港は島内のほぼ中央に山と山(西に八丈富士,東に三原山)の間の谷に位置しており滑走路長は2,000メートル,幅は30メートルです.地形的に風の影響が受けやすく好天でも欠航率が多い空港なんだそうです.しかしながら,東京から一時間足らずでこのような美しい島に来れるとは意外でした.車のナンバーも品川ナンバーなので,やはり東京なんだと実感です.
今回は撮影目的でなく旅行でしたので,撮影に裂く時間は余りなかったですが,滑走路上での180ターンなど経験出来て良かったと思います.次回は撮影目的でまた行ってみたいと考えてます.
フライトレビューは帰りのNH826に続く・・
2012/07/21.羽田空港搭乗ゲートは68番ゲート,羽田発12:15,NH823便,シップはA320(JA8382)です.
当日は東京地方は晴れのち曇りといった気候でしたが,八丈島はかなり風が強い予報だった様です.羽田―八丈島間は一日3往復ですが,八丈島に到着してレンタカーの店員さんに77/21のNH821便は八丈島上空を3回旋回して,やっと着陸したとの事でした.八丈島の天候は雨のち曇り,のち晴れと言った感じで風速は東北東8m程度,気温23℃,都内より涼しい様です.
私が乗る便は,2便目の12:15発のNH823便です.所要飛行時間は50分ですが,空港到着1時間前までは,搭乗手続き一時中止の状態でした.どうも風の影響の様です.その後受付が再開され手荷物を預けて,検査場を通り出発ゲートへ,実は検査場入った時間が出発時間15分前丁度だった様で,出発ゲートでエラーとなり,ANAカウンターへ戻り,出発時間にまだ間に合うとの事で再入場となりました.恥ずかしながら,まだ大丈夫と家族で呑気に昼食とってました(汗).検査場C・Dから68番ゲートまでは,かなりの距離があります.家族4人でランニングでした.
12:10位から搭乗開始です,便は満席.着陸できない場合は羽田空港に引き返す条件付のフライトです.いつもの通り搭乗前にCAさんに,フライトログの記載をお願いしようとしたのですが,鞄に入れたはずですが見当たりません.ここでまたトラブル発生の様です.搭乗の際にふと,A320の銘板が目に入り,思わずカメラを出して撮影したのですが,どうも鞄からカメラを取り出した際にフライトログブックを落としてしまった様です.で仕方ないので,そのまま着席です.CAさんに落とした事を伝え一通り機内を探して貰いましたが,機内では見つからないとの事.そこで,ANAの遺失物案内を紹介して頂きました.到着後早速電話をかけ届いていないか確認しましたが,届いてないとの事でした.結果,幸いな事にフライトログは八丈島空港で見つかったとの事で,後日自宅に送付して頂きました.担当者の方にはホント,ご迷惑と感謝の気持ちでいっぱいです.
で,銘板ですが,撮影は出来ていましたが,後日自宅PCで確認すると,残念ながらコンデジで急いで撮影したのか少々ぼけ気味.フライトログブックは落とすわ,写真はぼけるはで凹みました.銘板の写真を添付してありますが,機種名,シリアルNo等が確認できると思います.さて,この銘板の場所ですが,知りたい方は是非DMにてお問い合わせ下さい.
定刻から5分遅れの12:20にブロックアウト,ノーズを木更津(南側)に向け,タキシングを開始.タキシング経路は68番スポットから,E-TWY→F-TYW→G-TWYを経て誘導路B2からRWY05への進入です.実は私自身,初めてD滑走路からの離陸になりました.D滑走路オープン以来何度か乗ってますが,風向きに嫌われたのか,16Rや34Lばかりでした.勿論D滑走路への着陸経験もありません.初めて機上からD滑走路をみた時は感動でした.気持ち的に写真撮りたい所ですが,既にドアクローズで移動中でありNGです.
プッシュバックの段階で,天候は曇りから,雨交じりとなり.機窓からの景色も白く霞んでいます.RWY05に進入後そのまま離陸滑走開始です.ほどなくエアボーンし,直ぐに雲中へ,暫くして右旋回,雲中ですが恐らく東京湾上空位でしょう.その後暫くして左旋回し暫くへデングは変わらず上昇しているので,羽田からの標準出発方式(SID)はURAGA ONE DEPARTUREだと思われます.
上昇して雲を抜けると青い空が広がっています.多分東京湾を抜けた位の場所だと思われます.八丈島へのルートは後日チャートを確認すると,東京湾を南下しそのまま,御蔵島を目指すルートの様です,残念ながら巡航高度は判りませんが,飛行時間からみて15,000ft位でしょうか,機窓からは上は青い空,下は白い雲の絨毯です.所々に雲の切れ間はありますが,途中の伊豆諸島の島影は見えません.暫くして,着陸へ向けた最終アナウンスが流れ,機がゆっくりですが,降下しています.(後日調べてみましたが,御蔵島あたりが降下開始ポイントの様です)機窓から下を見ると,どんどんと海面が近づいて白波が見えます.それにつれて揺れも激しくなってきました.やはりまだ風が強い様です.ゆっくり左旋回して暫くすると,機窓前方に島がみえます.これが八丈島でしょう.機窓からは,眼下に青い海と上空は雲が多めに掛かっています.青い綺麗な海なんですが,本人はフライトログを落とした事で,違う意味でブルーです(笑).
この段階で八丈島空港へのアプローチはRWY08の様です.風は相変わらず強い様で左右上下に激しい揺れではないですが,揺れています.海の色がハッキリと青く見え,洋上では吊船も見えます.海から陸に入った様で景色が青から緑に変化します.ほどなくして八丈島空港RWY08へタッチダウンしました.着陸滑走しエンジンリバース.右主翼のスポイラーも動作しています.速度が落ち,続いて滑走路途中でターンです.丁度滑走路のRWY26の着陸接地帯あたりでの180度ターンです.私自身初めて滑走路上でのターンを経験しました.正直こんな滑走路の幅(30m)でA320が180度ターンできるものだなと驚きました.その後はターミナルへ向かいタキシング.ほぼ定刻の13:10にスポットインしました.羽田空港に引き返す条件付きにフライトでしたが,無事八丈島空港へ着陸しました.天気は曇り空は白い絨毯が広がっていました.
八丈島ですが,ご存じの方もいらっしゃると思いますが,ひょっこりひょうたん島のモデルとなった島です.島がひょうたんの形をしており,空港は島内のほぼ中央に山と山(西に八丈富士,東に三原山)の間の谷に位置しており滑走路長は2,000メートル,幅は30メートルです.地形的に風の影響が受けやすく好天でも欠航率が多い空港なんだそうです.しかしながら,東京から一時間足らずでこのような美しい島に来れるとは意外でした.車のナンバーも品川ナンバーなので,やはり東京なんだと実感です.
今回は撮影目的でなく旅行でしたので,撮影に裂く時間は余りなかったですが,滑走路上での180ターンなど経験出来て良かったと思います.次回は撮影目的でまた行ってみたいと考えてます.
フライトレビューは帰りのNH826に続く・・
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JA8094様
はじめましてHB-JMBと申します。
>VORによる目視アプローチ<
と本文には書かれていますが、VORアプローチは原理上は計器による「非精密進入」方式なので、「目視アプローチ」というのは不適当なのでは?と思われます。
VORアプローチの場合、方位情報は航法援助施設(VOR)から提供されますが、高度情報と距離情報はアプローチチャートを元に、自分の計器の表示から判断しなければならないため、計器に依存したアプローチですが、ILSほど精度がないために「非精密」と区分されることになるはずで(ちなみにここでいう「精密」という意味はできるだけ多くの情報が外部から飛行機に提供されるということで、通常ILSではファンマーカーによる位置情報と、ローカライザーによる進入角情報のことです)。なお、ILSでも所定の高度(デシションハイト)以下では原則として手動での操縦となるので、どこを「目視アプローチ」というかは少々難しいですが)
「目視進入」ということになると、アプローチの途中から空港が目視できる場合に、IFRをキャンセルして「目視で」(VFRによって)空港に進入することを意味することになると思われ、VORでも何か施設や計器に依存するアプローチのことは区分上「目視進入」とは言わないような気がしましたので・・・(ただし、八丈島のようにノンレーダーの空港のみこのような方法が可能だったように思われます)
これらの情報は、他社のサイトで恐縮ですが、引用元はJALの「航空実用事典」によります
http://www.jal.com/ja/jiten/dict/p289.html
私の記憶が間違っていたならば大変恐縮ですが。HB-JMB
HB-JMB様
はじめまして.JA8094と申します.
ご指摘頂きありがとうございました.
そうですね.VORによる目視アプローチと言う説明は不適切ですね.
目視アプローチもちゃんとした規定があり,
また,今回の場合アプローチ方式は確定できないので,
アプローチとの表現に留めておきます.