英国航空 ロンドンー成田線 005便(往路)プレミアム エコノミーシートはとても快適でした。 - ブリティッシュ・エアウェイズ 口コミ・評価

航空会社 ブリティッシュ・エアウェイズ

2024年04月13日に撮影されたブリティッシュ・エアウェイズの航空機写真

© KAZFLYERさん

IATA | ICAO
BA | BAW
アライアンス
ワンワールド

搭乗レビュー
英国航空 ロンドンー成田線 005便(往路)プレミアム エコノミーシートはとても快適でした。

航空会社
ブリティッシュ・エアウェイズ
便名
BA005
プレミアムエコノミー
搭乗日
2013/07
路線
ヒースロー(ロンドン) → 成田(東京)
機体記号
G-STBD
機材
Boeing 777-36N/ER
総評:5
5ッ星
機内食・ドリンク
4ッ星
座席(シート)
5ッ星
機内スタッフサービス
5ッ星
エンターティメント
5ッ星
トイレ・洗面台
5ッ星
機材コンディション
5ッ星
地上サービス
5ッ星
口コミ投稿者
そらのてんしさん
アクセス数
31,286
投稿日
2013/07/21

搭乗写真

  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    ヒースロー56番ゲートにて出発を待つ... 続き
  • 写真の種類:座席(シート)
    大げさかもしれないがエコノミーと比べ... 続き
  • 写真の種類:座席(シート)
    新幹線のシートの足置きに似ているが堅... 続き
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    乗務員が離陸時と着陸時には対面席にい... 続き
  • 写真の種類:機窓・風景
    主翼の美しいサイン。
  • 写真の種類:機窓・風景
    掃除をしたばかりだろうか?意外ときれ... 続き
  • 写真の種類:座席(シート)
    足元のスペースを見てほしい。
  • 写真の種類:機内エンターティメント・アメニティ
    音質は、、、。ただし耳にかけていても... 続き
  • 写真の種類:座席(シート)
    empower ソケットはもうそこに... 続き
  • 写真の種類:機内エンターティメント・アメニティ
    キーボード側。(裏面)
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    Multimedia control... 続き
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    自機の角度を好みで変えられる。goo... 続き

総評

レビューは皆さんの参考に少しでもなればと思い、普段あまり他のサイトで書かれていない部分に光を当てています。
2016年七月九日より787-9による運行になります。

「じえい」の自分はビジネスクラスは身分不相応です。
エコノミーとビジネスの中間のプレミアムエコノミーのCMは毎日洗脳されるかのごとく英国の邦人向けテレビチャンネルで目にしていますが本当に座席の足元のスペースがそんなに違うのかという疑念を何時も持っていました。
今回の一時帰国での航空便選択で最優先した条件は、つまるところ価格に対しての価値=足元の空間です。

ロンドンと成田の距離は9600キロメートルです。
新幹線の普通車は1000キロメートル2万8千円。航空券を購入する時の比較判断材料にしています。新幹線は割高だと感じます。
家族で移動の場合は運転が苦手でない限り高速で車が割安です。勿論天候に大きく左右されがちですが。
28000円 X 9.6倍=268800円。
1ポンド150円で計算して£1786(パナソニックの最新式3D50インチテレビが買えてお釣りが来る。エイリアンウエアPCの17インチノートのベーシックモデルが買える。仕立てのよいスーツが二着作れるなどなど。イギリスのプライベートコテージのお二人様1週間宿泊代。ただし飯は別などなど。凄い金額です)
これより高いものは財布が拒絶します。せいぜい出しても1200ポンド。
日系のプレエコは出発1ヶ月前でBAのワールドトラベラープラス(英国航空の商標=プレミアムエコノミー)のそれと比べると,とってもご立派な価格で、手が出ません。もともと少人数のクラスですがもしかしたら将来的にはビジネスが縮小されプレミアムエコノミーの座席が増えるのではと,予想しています。
 日系のプレエコの需要はビジネスで経費を抑えながら頻繁に飛ぶ方には最適なのでしょうね。(苦笑)
英国航空の往復の乗客には明らかにこのクラスを使い慣れていると思われる家族や親子、カップルがほぼ大半でした。
英国のファーストクラスの運賃も日系の半分です。



湾岸戦争の時以来、長距離は使っていなかったBAです。シートピッチは他の2社と同じで価格はエコノミープラス。うれしいです。
オンラインで購入後、座席も2列続きを指定代金を払い確保しました。
実は動画サイトでバージンかBAかかなり悩み比べました。
バージンのシートについての動画はバージンが自ら作っていると思われるひとつとBAもひとつありましたが、BAの場合777-200シリーズは日本には羽田行きで運行されていますが成田は300シリーズのほうですよね。参考までにBAの767のプレミアムエコノミーの足の下サポート画像については次を参考されると良いことでしょう。勿論777ではありませんから横幅は767のほうが狭いでしょうけれども。40秒あたりに脚のサポートのせり上がりの画像と2分30秒にピッチ(767で若干狭いが参考になります。)
777-200もシートも掛け心地は見かけより数段良いとの総評です。

ボーイング777-200(772)羽田とヒースローはこちらのタイプの座席。ただし映像は767。777のほうが横も前も広いと思ってください。
www.youtube.com/watch?v=upY75tpBfpI

2009年開発当時のBAのシートコンセプトとファシリテーはこちら。
足上げとランバーサポートは素晴らしい。
http://www.youtube.com/watch?v=dxZPRXpBVgY

 通常のBAのエコノミーの2倍近く膝から全席までの距離がある。自分は膝から上の足より膝から下の足が長いけれどもお尻をかなり前側にずらして着座しても余裕なので驚いた。
他の画像のBAエコノミーと見るとその差は歴然。

http://www.youtube.com/watch?v=XKAEJfkqfdQ&feature=youtu.be

これはマッサージ椅子でも言える事ですが脚の太ももとひざの辺りを持ち上げてもらうと楽ですね。血流が実にスムース。
日系の航空会社はそのことろは良いと思います。



機内食は選択時の要素としてはほとんど重視していません。普段からどんな材料からも工夫と創意に溢れた美味しいものを作り慣れている自分には機内食はどうでもいいです。
空腹を抑えるだけのものです。
一般的に機内食はバージンのほうが人気があるようです。日本人乗客を意識しているのと乗客の年齢層が若いことから英国人でも日本食を食せるというリサーチに基づいているものと推測します。)横の幅はバージンのほうが数センチ広いようです。肩の幅が広い方はバージンがよいかもしれません。上着掛けはありますしウエルカムシャンペーンも出されるようです。
革シートは長時間座ると熱がこもるということと、来年9月から順調に行けばバージンも787を投入するようなのでそれから考えてみます。エアバス340-600
は揺れも気になるような。あの細長な首(あれは重心はどうなのでしょうか?)。美しくほれぼれしますが。何時もすごく揺れますが気のせいでしょうか?


自分の乗る座席の当日のコンデションの口コミサイトは
http://seatexpert.com/
または
http://www.seatguru.com/

通常トイレ付近は敬遠されます。(並ばれて睡眠時も落ち着かないし騒がしい)それとリクライニングの角度が調節できにくい最終列は避けるべきです。そういった意味でも座席のあらかじめの指定は意味があるのではないでしょうか?

昨年の一時帰国では欧州乗り換えのエコノミーで、2時間の遅延の上、座席は777最後尾の配列が4の真ん中2席で9600キロの旅X2で脚がパンパンに膨らみ血流障害を起こしました。脚のむくみは3ヶ月も続きおまけに皮膚まで大変なことになりました。その苦痛と通院費はBAのプレエコの差額分以上です。
全体的な感想はBAのプレエコはとても快適です。足を自分の席の空中で運動させるスペースがあります。足もみのためのあぐらもできます。(当方身長178センチ。足の長さ95センチ)音楽会にいっても一人だけ胴体が長い。
(人間A340-600仕様 もんくある?)

よい点
1.足元の余裕があり疲れ方が明らかに軽減。血流障害は皆無。
2.シートのホールド、特に腰周り、首周りそして左右の横顔の置き場。
3.シートに体の熱がこもりにくい材質であること。
(ファブリックに熱放射効果がある?)
4.リクライニングが予想以上に倒れること。それと足置きが好みの高さに合わせられる。脚を胡坐に組み足つぼを足つぼ用の棒でぎりぎりできるスペース。
(注意:当方タンソク)
5.少人数のクラス配置のため少人数での購入か一人の乗客が多いためとても静かです。居心地がよい。◎
6.翼の付け根は揺れが少ない。過去気流が乱れる夏で一番揺れない飛行機でした。

改善してほしい点
1.前の席がフルに倒れてくると(欧米の方は後ろにまず配慮しない)圧迫感があり窓側から通路に出るのは難しいです。前の席の人はその気配を感じても座席を動かさない乗客だったせいもありますが後ろの人に気遣いリクライニングを動かすのは新幹線の乗客ぐらい。(新幹線のグリーン車の後ろに怖い人が座っていることがよくある。)
(通路側が足のスペースにもトイレにも好都合)
2.何時も思うのだが、もっと小物入れのポケットがほしい。
3.翼の上で景色はかなり悪い。窓を787のようにできぬものか。
4.化粧室は後ろを使うように言われたがすぐ前のビジネスは何時も空いていた。ビジネスのそれは差別化するために花や少しだけ高めの下品な匂いのトワレがあったけれども、トイレこそ航空会社の顔じゃろ。
けちするな。みなウオシュレットにせい。(爆)
5.ヒースロー空港ではファーストトラックというファーストとビジネスのクラスの人の優先入国管理のシステムが受けられ長距離の後は長蛇の列を避けられるがこのプレエコにはラウンジもファーストラックもつかない。(涙)
イギリスは身分階級で全てが決まる。ご覚悟を!
6.上着掛けがほしいですね。自慢のマークスアンドスペンサーのウールが(涙)
その他のサービスについて。
食事
昼飯:
ビーフ、ポテト。クスクス。パン バター、チョコレートムース。水。量はとてもよい。ソースもなかなかではあったが、日本人観光客にはどうだろうか?
彼らには空腹を避けるだけの非常食以外の何物でもなかったにちがいない。
バージンのように日本行きは日本食か否かの選択肢がで大胆にチョイスを改革すべし。(人気が出て航空券が高くなるのでやめてください。笑)
ナプキンリング。布ナプキンと金属リング。ナイフとフォークは金属。箸は結構立派。
飯はつかなくてもいい。でもシートはよりよいものにしてほしい。
オプションでマッサージチェアーが選択できるとか、家族対面式座席になるとか。
オーストリアのビジネスのクック(料理人が目の前で出す料理)はうまいという従姉弟の証言もある。従姉弟もいつも日本の最高の食材のグルメ三昧しているのにそういう発言が飛び出てきて驚いた。
朝食:卵(オムレツ)、ソーセージ(ドイツソーセージに近いかみごたえのあるやつ!。全く期待していないといいこともある。イギリスのソーセージではない)マッシュルーム蒸し。熱々でとてもうまかった。イギリス人は朝飯以外は興味がないのだと改めて感じた。
乗務員の対応
英国人ベテラン女性が対応。大人のもてなしを感じた。日本人クルーは新聞や日本人乗客が必要としているサービスを何気なくさらりとこなす。日本人乗務員はビジネス、ファーストクラスが専任のようだ。ビジネスは上客。それ以外は日本語を話す必要も無い。(笑。言っておくがこちらも同じだ。爆)
新聞
朝日、ファイナンシャルタイムス、デーリーメール。読み終わっていると思ったら早くもって行ってほしい。
トイレ
中ほどのはとても広く身動きが容易にできる。きれいだった。
アメニテイーキット
ノイズキャンセリングヘッドフォン、耳栓、アイマスク、歯ブラシ、ソックス、ボールペン。
エンターテイナメント
映画(最新とアーカイブは別選択メニュー。字幕ではない日本語の映画も。)、ゲーム、音楽。豊富でレスポンスも速い。画面のクリアさは昨夏の某777に比べるとスーパーHD(笑)自社ヘッドフォン以外の使用を離陸後は禁止しているがそのヘッドフォンの音もまぁ許せる。
BA独自の自機位置確認システムは凝っていて面白い。
シュミレーターの趣きさえある。
電源
EMpower電源用のソケットと電源をamazon ukで事前に購入したが既にUSBの簡易ソケットになっていて使えなかった。その辺の情報が英国BAのどこにも記載されていなかったような気がする。順次新しい座席に変更しているようなので事前に問い合わせるのが賢明。特に電池の消費の激しいディバイス持込の場合。機内ではもうEMpowerは販売していない。羽田発777ー200に関しては事前に調べること。
その他
離陸後、30分過ぎてあたりで
紙のメニューが渡されメイン料理の選択する時間を与えられる。が、想像ではビジネスの前菜の給仕に時間がかかってこちら飢餓寸前。専任はおらぬのかぁ。ターミナルで食した隣席の方のおすそ分けのザリガニサンド(clayfish)サンドウイッチに救われたのでアール。カナダドライ=ロック、おつまみに、アメリカのプレッツェル(オニサワーオン風味)これはバージントレーンでも出される。好物。
水分補給:水かオレンジジュース。

飛行スキル:揺れは少なかったし短かった。2,3日前から偏西風のスピードが上がったせいか飛行時間が短縮されていたことは知っていた。BAは欧州の夏特有の揺れに対して過去のデータと気象データの収集が細やかであると感じた。通常揺れるとエンジン出力を上げたりするのだが、まるで抜け道を知っているかのような操縦で驚いた。アエロフロートと同じ位操縦はうまい。(特に着陸)この点からも揺れが大嫌いな人にはBAを強くお勧めしたい。
自分の乗った飛行機のその日のルートを後で確認したいなら
http://www.flightradar24.com/
で、便名と日、追跡のしたい時間(出発時刻を=標準時)を入力しプレイバック。シベリア上空の一部区間はデータがないことがある。
出発時刻:至極正確。到着は15分早かった。(途中sasのエアバス340-600と競争し追い抜く←FLIGHT RADAR24で後日確認。驚く。)
荷物:2個の23キロサムソナイト鞄と早く無傷で再会。23キロX2まで一人で持ち込めるのもうれしい。(キャンペーン中かどうか要確認。)キャビン持込は
短期用旅行鞄(乗務員がよく引き連れている)とノートブック、ハンドバッグ。
23キログラムまで許可している。バイオリンは
http://www.caswells-strings.co.uk/shop/violin-cases/2311-bam-hightech-slim-orangey-violin-case.html
このサイズのように対角線の長さが重要。傘が持ち込み拒否されない理由です。バージンとJALは箱型のバイオリンケースは拒否されます。でもカウンターに直接持ち込めばよいとか一貫していません。(2012年時)もし四角いバイオリンケースなら座席一席分の購入を求められます。KLMも厳しくなってきているという情報があります。(2013年の情報)
ANAは担当者によりますし早めのブッキングなら許可してくれます。(ただし旅行エージェントを通じて確認する必要あり。それと優先的に機内にボーディングさせてくれる細かい配慮があります。(2010年時の情報)韓国のアシアナと大韓は今のところ音楽に対する理解は深いようです。人の流れイコール文化を乗せるという思想では日系は考え方が浅いですね。
出発ゲート:ターミナル5の長期駐車場からは専用バスで5分弱。ターミナル5は初めて使いました。何時もターミナル3のANA,JALそしてVIRGINばかりに乗っていたので新鮮で清潔で驚きました。3も悪くはないのですが何だか狭いところに混雑を感じて居心地が悪かったのです。
チェックインは24時間前からネットでできます。僕はインターネットから印刷して
e ticketとしました。空港で発券も可能です。チェックインはすこぶるすいています。

まとめ
英国航空機内で飲んだ紅茶は、ブラックティー。イギリスの庭園や人々の暖かな表情までもが感じられる、少し大げさかもしれないが、「その全て」があった。
それで安心する。運賃は許容範囲内。欧州での乗り継ぎを考えるならお勧めできる。


笑い話:ツレの方。思い余ってかどんどん降りる時にオミアシが加速。ファーストクラスに憧れたか?はたまたコックピットに行く病気がこちらから移ったかは定かではありません(ナガネンエコノミーからのキョリを記憶)が、後ろからの忠告も制止も全く無視し、ファーストクラスのキャビンに潜入。(やるじゃん>どさくさにまぎれて)ブーツを今から履こうとしているファーストの髭のご紳士に睨まれた後苦い飛ばされていました。どうせならあと少し怯まずにコックピットまで突進してくださいよ。涙


余談:
「機内で泣き止まない子供を放置する親が一番いやな乗客だ。」に異論
を唱えます。

自分の経験で恐縮ですがJAL401 747-400でイラク戦争で疎開させていた
子供を日本から連れて帰るとき、2歳の子供は11時間近く泣き続けました。着陸1時間前に椅子の下にもぐりこみ静かになる始末。どれだけ周りの方に迷惑掛けたかわかりません。すみませんでした。
そんなことは後にも先にも無かったのですが翌日現地の耳鼻科専門医に行き即緊急手術となりました。(一泊30万円の手術。涙。じえいは辛い) 
後でわかったのですが、耳の中に水(ウイルス)が入り込みとても気分が悪くなるような悪さをする病気なそうで、時に気圧の変化が起こりやすい機内でそれが悪化するとのことでした。(耳にパイプを埋め込み水を排水)

子供特有の病気と言うこともあるのですよ。
(そういうこともあるのでいざと言うときは)高性能ノイズキャンのヘッドフォンをお持ちになったらいかがでしょうか。高いものは3万円以上しますね。(涙。無理だから自分も機内でだだこねて泣き叫ぶぞーーー 爆)
夜中に書いているのでごかんべんをw.

フライトログ

搭乗の詳細データです。

搭乗クラス
プレミアム エコノミー
出発予定時刻
13:30
搭乗時刻
12:30
出発時刻
13:47
飛行高度
33000 feets
飛行速度
522 knots
到着予定時刻
09:05
到着時刻
08:55
予定飛行時間
11h24m
出発空港 天気・気温
fine, 32c
出発ゲート・スポット
56
出発空港 風速・風向
4 knots west
離陸滑走路
27L
離陸時刻
13:52
到着空港 天気・気温
cloud
到着空港 風速・風向
n/a

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