ボーイング777-300 航空機ガイド
ボーイングが製造した777-300に関する航空機(飛行機)ガイドです。 航空ファンなら気になる777-300に関する製造航空機(894機)、ニュース記事(491本)、飛行機写真(航空フォト:178,160枚)、搭乗記・口コミ(2,511件)、航空イベント(8件)を提供しています。
ボーイング777-300について
ボーイング777-300は、大型のワイドボディ双発機、通称「トリプルセブン」の1機種で登場時の双発機として世界で最長の飛行機で、全長は「ジャンボジェット」の愛称で知られる747初期型の70.6メートルに対し、73.6メートルと3.0メートル長くなっています。
座席数は3クラス制で365席から368席、2クラス制で451席、1クラス制で550席の搭載が可能です。日本では全日空(ANA)と日本航空(JAL)が導入しており、ANAは双発機として世界最多の525席仕様の機体を運航していました。
73.6メートルという長い胴体に対応するため、胴体後方下部にはテールキッドが装備されたほか、コクピットから主脚が誘導路からはみ出さないよう監視できるグランド・マニューバー・カメラ・システム(GMCS)が搭載されています。
777-300では、航続距離を延長した派生型の777-300ERが開発され、2003年2月24日に初飛行しています。777-300ERの航続距離は14,594キロメートルで、導入している航空会社は、長距離国際線を中心に運航しています。777-300は60機、777-300ERは830機超を受注し、後続延長型は777ファミリーで最多の受注数を獲得しています。
軍用機としては、日本政府が政府専用機として777-300ERの導入を決定したものが初めてです。スイスでおよそ2年間の機体改修を経て、2018年8月17日に千歳基地に到着し、2019年4月から航空自衛隊が運用しています。
初飛行日 1997年10月16日(777-300)、2003年2月24日(777-300ER)
座席数 365席〜550席
航続距離 11,029km(777-300)、14,594km(777-300ER)
製造機数 880機
製造終了年 製造中(777-200は2006年に終了)
ローンチカスタマー キャセイパシフィック航空(777-300)、エールフランス航空(777-300ER)
日本で使用した航空会社 全日空(ANA)、日本航空(JAL)
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ボーイング777-300 投稿・登録状況
ボーイング777-300 記事
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ボーイング777-300 搭乗レビュー
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