航空会社 キャセイパシフィック航空
- 国
- 香港
- IATA | ICAO
- CX | CPA
- メンバー評価
- 搭乗レビュー 4.01 [878件]
- アライアンス
- ワンワールド
搭乗レビュー
不屈のキャセイ
搭乗写真
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チリ火山噴火の影響で見事にガラガラな... 続き
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オークランドから香港まではA340
... 続き -
背もたれに貼り付けた白い枕がちょっと... 続き
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離陸後,まずはスムージー
「コーヒー... 続き -
朝食 前菜のフルーツサラダ
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朝食のメイン ありがちなタマゴとベー... 続き
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朝食後は強制的に機内をまっ暗にします... 続き
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2食目の付け出しのナッツとシャンパン... 続き
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2食目の前菜
スモークサーモン,枝豆... 続き -
メインコースはどうやって炭火風味を付... 続き
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このへんでお腹いっぱいだし,まだ1レ... 続き
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仕方がないのでVan Halenでも... 続き
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プラリネは別腹
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香港に到着
機内はずっとまっ暗だった... 続き
総評
2020年3月現在,世界中のエアラインが次々に減便・運休の措置を講じていますが,2011年6月のニュージーランドから日本への往復もけっこう大変でした。
まず日本の東日本大震災の影響(というか放射能の風評被害)がまだ残っており,ニュージーランド航空は週2-3往復に大幅減便。しかも機材はB767のオンボロ椅子仕様にグレードダウン,でも料金はちょっと割高にしておくね,と三拍子揃っており,お話にならない。
この時期,JALはシドニー線を毎日飛ばしており,とても感謝しました。しかし当時はニュージーランドからオンラインで一気に予約&アップグレードができず,どうにも使いづらい。
更に追い打ちを掛けるように,チリで火山の噴火があり,火山灰の影響でニュージーランドとオーストラリアとを結ぶトランスタズマン路線はほぼ全滅。カンタスのAKL/SYD線などは全便欠航。
そんな中で,キャセイはビジネスがバーゲン中。AKL/HKGは通常どおり1日2往復,HKG/HNDも普通に飛んでいる。
というわけでキャセイを使って香港経由で日本まで往復します。まずは第1レグのAKL/HKG。
【機内食・ドリンク】
1食目は朝食。万国共通のタマゴとベーコンと野菜。まあそれでもNZと比べてCXのほうがアスパラやマッシュルームなど野菜っ気が多いので好感が持てます。
2食目の前菜はありがちなスモークサーモン。メインも今回は普通にフィレステーキを選んでみました。
フィレステーキにはしっかりと炭火の風味が付いていたのが印象的でした。それにしても,この炭火風味って,ケータリング会社には専用の炭火グリルが本当にあるのかなあ。それっぽい調味料があるのでは,と疑心暗鬼になってしまう。
【座席(シート)】
旧タイプのヘリンボーン式で,窓が背中に来るので景色が見づらい。
ヘッドレストに最初から白い枕が貼り付けてあるのが,なんか悲しい。
【機内スタッフ】
キャセイの長距離昼間便は,1食目の後,キャビンクルーが強制的に窓のシールドを下げに来て,着陸直前までずーっとまっ暗です。
前にも書きましたが,私は昼間フライトのまっ暗なキャビンがどうにも好きになれない。かといって,この状況でシールドの隙間をちょっと開けただけでも,周囲から非難の目が浴びせられそうで,そんな度胸もありません。
オークランドから香港まで,眼下にはいろいろ見たい景色もあったんだけど…まったく見ることができませんでした。
【エンターティメント】
CXはロックの選曲が比較的センスいいです。今回は懐かしのVan Halenの1枚目などを楽しみました。
【機材コンディション】
チリ火山の影響で,AKL離陸後しばらくは5000m程度の高度で飛んでいました。燃費は悪そうだけど仕方ないですね。
【空港サービス】
オークランド空港でCXはQFラウンジを使うんだけど,QFそのものがほとんど飛んでいないので,ラウンジはガラガラ。
【総合評価】
この時期にもフライトを通常どおり飛ばしていたCXには感謝します。
CXは香港の民主化デモ,そして今回のコロナウィルスと,現在でも逆境に直面していますが,不屈闘志のように復活することを祈っています。
まず日本の東日本大震災の影響(というか放射能の風評被害)がまだ残っており,ニュージーランド航空は週2-3往復に大幅減便。しかも機材はB767のオンボロ椅子仕様にグレードダウン,でも料金はちょっと割高にしておくね,と三拍子揃っており,お話にならない。
この時期,JALはシドニー線を毎日飛ばしており,とても感謝しました。しかし当時はニュージーランドからオンラインで一気に予約&アップグレードができず,どうにも使いづらい。
更に追い打ちを掛けるように,チリで火山の噴火があり,火山灰の影響でニュージーランドとオーストラリアとを結ぶトランスタズマン路線はほぼ全滅。カンタスのAKL/SYD線などは全便欠航。
そんな中で,キャセイはビジネスがバーゲン中。AKL/HKGは通常どおり1日2往復,HKG/HNDも普通に飛んでいる。
というわけでキャセイを使って香港経由で日本まで往復します。まずは第1レグのAKL/HKG。
【機内食・ドリンク】
1食目は朝食。万国共通のタマゴとベーコンと野菜。まあそれでもNZと比べてCXのほうがアスパラやマッシュルームなど野菜っ気が多いので好感が持てます。
2食目の前菜はありがちなスモークサーモン。メインも今回は普通にフィレステーキを選んでみました。
フィレステーキにはしっかりと炭火の風味が付いていたのが印象的でした。それにしても,この炭火風味って,ケータリング会社には専用の炭火グリルが本当にあるのかなあ。それっぽい調味料があるのでは,と疑心暗鬼になってしまう。
【座席(シート)】
旧タイプのヘリンボーン式で,窓が背中に来るので景色が見づらい。
ヘッドレストに最初から白い枕が貼り付けてあるのが,なんか悲しい。
【機内スタッフ】
キャセイの長距離昼間便は,1食目の後,キャビンクルーが強制的に窓のシールドを下げに来て,着陸直前までずーっとまっ暗です。
前にも書きましたが,私は昼間フライトのまっ暗なキャビンがどうにも好きになれない。かといって,この状況でシールドの隙間をちょっと開けただけでも,周囲から非難の目が浴びせられそうで,そんな度胸もありません。
オークランドから香港まで,眼下にはいろいろ見たい景色もあったんだけど…まったく見ることができませんでした。
【エンターティメント】
CXはロックの選曲が比較的センスいいです。今回は懐かしのVan Halenの1枚目などを楽しみました。
【機材コンディション】
チリ火山の影響で,AKL離陸後しばらくは5000m程度の高度で飛んでいました。燃費は悪そうだけど仕方ないですね。
【空港サービス】
オークランド空港でCXはQFラウンジを使うんだけど,QFそのものがほとんど飛んでいないので,ラウンジはガラガラ。
【総合評価】
この時期にもフライトを通常どおり飛ばしていたCXには感謝します。
CXは香港の民主化デモ,そして今回のコロナウィルスと,現在でも逆境に直面していますが,不屈闘志のように復活することを祈っています。
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