航空会社 デルタ航空
- 国
- アメリカ
- IATA | ICAO
- DL | DAL
- メンバー評価
- 搭乗レビュー 3.71 [463件]
- アライアンス
- スカイチーム
搭乗レビュー
【昔話】デルタがノースウェストではなかった頃
- 口コミ投稿者
- ぱたぱたさん
搭乗写真
総評
今年はデルタ航空の名古屋(小牧→中部)〜デトロイト線の就航20年ですが、
それより以前、1991年から2002年まで、名古屋空港からポートランド(後にロスアンジェルス)までデルタ航空が就航していました。
当初はL1011(トライスター)での就航だったそうですが、私が乗り始めた1994年にはMD-11になっていました。
写真が2000年9月のものというだけで、20年近く前の話、長ったらしいだけでなく、似た時期のフライトの話もひっくるめて、そのフライトの細かいことには言及できないことをお許しください。
前年の1999年には、国際線ターミナルが新しくなり(現在のエアポートウォーク名古屋SC)、この頃にはノースウェスト航空のデトロイト線も就航しており、行き先によっての選択肢もありました。
ネット予約なんて無く、IT運賃による格安航空券が普通で、旅行会社で全フライトのスケジュールを組んでもらっていました。
当時中西部〜東海岸が目的地だったこともあり、旅行会社はノースウェストを薦めていましたが、12時間のフライトがつらいこともあり、多少高くてもデルタを使っていました。
高いといっても、6ヶ所周遊で10万円そこそこ、まだ燃油サーチャージもなく、eチケットでもないので、メモパッドのように分厚い冊子のような航空券を肌身離さず持っていました。
ただ、東海岸に行こうとすると、ポートランドとシンシナティもしくはアトランタで計2回乗り換え、トータル22時間ほどかかったわけで、名古屋〜デトロイト12時間や、成田〜ワシントンDC13時間に慣れた今となっては、1回乗り換えで目的地まで15時間ほどで行けるわけで、当時はなかなか大変なことをやっていたのだと思います。
ノースウェストはビジネス客が多かったように思いますが、デルタは一般観光客や新婚旅行や留学に行く学生が多く、ほのぼのした雰囲気でした。
もうおじさんなので今となっては声をかけられることはありませんが、この頃は、新婚旅行で気分を悪くした奥さんのために中央5列席を空けて寝かせ、旦那さんと席を代わって隣に座ってもらったり、留学へ行くという学生さんにアメリカ入国の手伝い(ただの空港内の道案内だけですが)をしたり、現地ツアコンと連絡が取れない新婚旅行客に公衆電話から代わりに電話したりと、乗客同士のコミュニケーションもありました。
去年の秋にデトロイト便に乗ったときは、新婚旅行のカップルや留学生をあまり見なかったんですが、名古屋からどうやって行っているんでしょう。
MD-11という機材は、日航機が名古屋空港着陸直前に大揺れしてけが人が出たりして、あまり評判が良くない機材ですが、個人的には好きな機材でした。
個人モニターなどなく、名古屋からの9時間弱のフライト中、最新のハリウッド映画、ちょっと古めの短編映画等を2〜3本スクリーンで上映していました。
到着前の食事が終わる頃、モニターがフライトマップに切り替わり、右端に'Astria'という地名が出ると、「いよいよポートランドだ」とテンションが上がったものです。
機内食にはエコノミーでもステーキがありました。
そういえば、最近は牛肉を見ることはあまりありませんね。
サービスは、(今でも言っていますが)「サザン・ホスピタリティ」というだけあって、丁寧ではないかもしれませんが、明るく、あたたかく感じました。
たまにユナイテッドやノースウェストに乗ると、何となく冷たく感じたものです。
ポートランドやソルトレークシティ、シンシナティ等、デルタのハブ空港はターミナルが明るく、同じ空港でも他の航空会社の入ったターミナルは暗く感じたのが不思議です。最近はターミナルの改修で、どこの空港も明るくなりましたが。
日本路線は圧倒的にノースウェストの方がメジャーだったため、最近のネットの書き込みなどで、合併後のデルタを「ノースらしくない」というのをよく見ますが、合併前のデルタばかりに乗っていた自分とすれば、最近の機内の雰囲気はノースウェストっぽく感じます。
シートに個人モニターがつき、機材も新しくなっているので、今の方が断然いいのですが、昔のよさもたまに思い出します。
それより以前、1991年から2002年まで、名古屋空港からポートランド(後にロスアンジェルス)までデルタ航空が就航していました。
当初はL1011(トライスター)での就航だったそうですが、私が乗り始めた1994年にはMD-11になっていました。
写真が2000年9月のものというだけで、20年近く前の話、長ったらしいだけでなく、似た時期のフライトの話もひっくるめて、そのフライトの細かいことには言及できないことをお許しください。
前年の1999年には、国際線ターミナルが新しくなり(現在のエアポートウォーク名古屋SC)、この頃にはノースウェスト航空のデトロイト線も就航しており、行き先によっての選択肢もありました。
ネット予約なんて無く、IT運賃による格安航空券が普通で、旅行会社で全フライトのスケジュールを組んでもらっていました。
当時中西部〜東海岸が目的地だったこともあり、旅行会社はノースウェストを薦めていましたが、12時間のフライトがつらいこともあり、多少高くてもデルタを使っていました。
高いといっても、6ヶ所周遊で10万円そこそこ、まだ燃油サーチャージもなく、eチケットでもないので、メモパッドのように分厚い冊子のような航空券を肌身離さず持っていました。
ただ、東海岸に行こうとすると、ポートランドとシンシナティもしくはアトランタで計2回乗り換え、トータル22時間ほどかかったわけで、名古屋〜デトロイト12時間や、成田〜ワシントンDC13時間に慣れた今となっては、1回乗り換えで目的地まで15時間ほどで行けるわけで、当時はなかなか大変なことをやっていたのだと思います。
ノースウェストはビジネス客が多かったように思いますが、デルタは一般観光客や新婚旅行や留学に行く学生が多く、ほのぼのした雰囲気でした。
もうおじさんなので今となっては声をかけられることはありませんが、この頃は、新婚旅行で気分を悪くした奥さんのために中央5列席を空けて寝かせ、旦那さんと席を代わって隣に座ってもらったり、留学へ行くという学生さんにアメリカ入国の手伝い(ただの空港内の道案内だけですが)をしたり、現地ツアコンと連絡が取れない新婚旅行客に公衆電話から代わりに電話したりと、乗客同士のコミュニケーションもありました。
去年の秋にデトロイト便に乗ったときは、新婚旅行のカップルや留学生をあまり見なかったんですが、名古屋からどうやって行っているんでしょう。
MD-11という機材は、日航機が名古屋空港着陸直前に大揺れしてけが人が出たりして、あまり評判が良くない機材ですが、個人的には好きな機材でした。
個人モニターなどなく、名古屋からの9時間弱のフライト中、最新のハリウッド映画、ちょっと古めの短編映画等を2〜3本スクリーンで上映していました。
到着前の食事が終わる頃、モニターがフライトマップに切り替わり、右端に'Astria'という地名が出ると、「いよいよポートランドだ」とテンションが上がったものです。
機内食にはエコノミーでもステーキがありました。
そういえば、最近は牛肉を見ることはあまりありませんね。
サービスは、(今でも言っていますが)「サザン・ホスピタリティ」というだけあって、丁寧ではないかもしれませんが、明るく、あたたかく感じました。
たまにユナイテッドやノースウェストに乗ると、何となく冷たく感じたものです。
ポートランドやソルトレークシティ、シンシナティ等、デルタのハブ空港はターミナルが明るく、同じ空港でも他の航空会社の入ったターミナルは暗く感じたのが不思議です。最近はターミナルの改修で、どこの空港も明るくなりましたが。
日本路線は圧倒的にノースウェストの方がメジャーだったため、最近のネットの書き込みなどで、合併後のデルタを「ノースらしくない」というのをよく見ますが、合併前のデルタばかりに乗っていた自分とすれば、最近の機内の雰囲気はノースウェストっぽく感じます。
シートに個人モニターがつき、機材も新しくなっているので、今の方が断然いいのですが、昔のよさもたまに思い出します。
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