航空会社 ジャーマンウィングス
搭乗レビュー
笑顔で出迎えるジャーマンウィングスの誠実フライト。当社の信頼回復を願って!《little trip to Europe 番外編》
- 航空会社
- ジャーマンウィングス (運航会社:ルフトハンザドイツ航空)
- 便名
-
4U8051
エコノミー
- 搭乗日
- 2016/04
- 路線
- ケルン → テーゲル(ベルリン)
- 機体記号
- D-AGWD
- 機材
- Airbus A319-132
搭乗写真
総評
どうにも一日中曇り空らしいケルンから、滞在先のベルリンに戻る午後の便は、ジャーマンウィングスの4U8051便、予定機材はA319。
ケルン・ボン空港のランドサイドにあるカフェで、遅くなってしまった昼ご飯にパニーニを食べながら窓の外のエプロンを眺めていたけど、この空港はジャーマンウィングスのフリートがとにかく沢山。同州のデュッセルドルフと並ぶ拠点空港のようです。
ドイツ西部の交通と貨物流通の要所らしい、このケルンとボン両都市の中間にある空の玄関口。それを確信するだけの、航空機の発着頻度と利用客の往来の多さを空港内の随所に感じながら、ドイツなのに本場イタリアより美味しいパニーニだなあ、と昼ご飯チョイスにも満足感を得ていました。
ケルン・ボン空港は2つのターミナルからなる造りで、前便ライアンエアで到着したフロアがあったのはT-2。で、これからジャーマンウィングスを利用するべく向かうは、連絡通路の先のT-1。
離発着するエアラインを見る限り、T-1はルフトハンザグループに絞っている様子。ターミナルの形状もこちらのほうが昔ながら?というか、いわゆる成田のT-1のスカイチーム側旧型サテライトにそっくり。ここに手狭になって、長方形状のT-2を隣に新設して、他多数の就航エアラインをそっちにまとめた、とゆう流れなのかな、きっと。
歩き回ってみた限り、やっぱりT-2はアーバンとゆうかモダンとゆうか。とても気持ちよい開放的な作りになってます。
とはいえ、一方のT-1もおそらく色々リニューアルしてると見えて、構えている店舗はどれもお洒落で選び抜かれた感じがでています。成城石○的なスーパーマーケットから、センスのよいキッズ・ベビーアイテムのショップ、そしてトラッドな雰囲気のパブまでがズラリ。昼食を食べたカフェレストランだけは、ちょっと昭和感あったけど笑(サービスはすごく丁寧でした)。
ケルンは今回の旅行で利用した中で、唯一の首都以外の空港でしたが、とても地方空港とは思えないクオリティで、何かの賞を獲得しているだけのことはあるなあと、まじまじと実感。
そんなこんなで、このベリーナイスな空港の探訪と、オブザベーションデッキでの撮影じみたことを終え、出発に向け行動することにしました。
当便の予約は、ユーロウィングス(ジャーマンと同じ括りになってます)のサイトから行っており、この日は機内持ち込みのカバン一つのみだったので、空港ではセルフチェックインで予約番号を打ち込み、ボーディングパスを発券しました。あとはセキュリティを通るだけ、ということで至ってシンプルにエアサイドに入りました。
相変わらずセキュリティは厳しいです。今思い出しても、このケルンーベルリン往復のドイツ国内フライトが一番の厳しさだったような気がします。
出発はT-1の左端、円状のCコンコース、ゲートC4からのようで、沢山の利用者ですでにフロアとベンチは満杯。さすが、午後の微妙な時間帯とはいえベルリン行きの需要はあるようです。LCCながらもPBBでの直接搭乗となり、機内に入りました。
この便だけかどうかはわからないけど、乗務員のみんながすごく良い笑顔。。勝手ながら、ここまでの明るさをあんまり想像してなかっただけに、ちょっと面食らいました。ドイツの実務的なイメージもあったし。
なかでも若手の男性CAさんがとくにナイススマイルで、雰囲気も上品でちゃんとしたホテルのレセプションみたい。ウェルカムオンボード、という言葉を心から体現してくれてるような雰囲気に、自然と温かい気持ちになりました。
きっと、誰もが忘れられない当社の事故のリカバーという意識もあるのだろうと想像できます。でも、それだけに捕われてる雰囲気もなく、みんなが気持ちよく安心して利用してほしい、それだけさ!という心の声が聞こえてくるようでした。
あんまりキレイゴトばかり記すのも何ですが、純粋にこの便ではそう思えたのです。なので、本当にジャーマンウィングスの信頼回復をいのるばかり。沢山のストや従業員管理問題の陰にも、こんな気持ちよいスタッフがいるのだから。
フリートは予定通りのA319。乗ってしまえば機体の小ささなどは然程気にもならず、シートは薄型で足下も適度な広さを確保しています。やっぱり日本のLCCと較べてしまうけど、断然欧州のLCCのナローボディ機のほうが広いなあ。体格違うから当然と言えば当然ですか。シートベルトやシートの問題もなく、シートポケットも疲れてないし、さすがLHグループ、傘下LCCにも新造機を導入してくれてるお陰でしょうか。
キャプテンによる挨拶、CAさんによる安全設備説明もきっちり行われ、いよいよランウェイに向けオンタイムでタキシング開始。いろんな貨物機なども眺めつつ、短時間滞在のケルンともお別れです。ターミナルを背にして、旅客区よりもむしろ広い貨物区の横を通過、敷地の南東端をめざして進む当機。ケルン・ボン空港には3本のランウェイがあり、この日はそのうちの二本の平行滑走路を運用していました。辿り着いたのは長い方のランウェイ、14L/32R。
待ち時間もそこそこに、アナウンスとともに加速、軽やかなエンジン音とともにランウェイの真ん中ほどで浮き上がり、垂直方向に設置されている3つ目のランウェイを跨ぐ感じで離陸しました。朝に到着した往路便の時と同じで、終始低い曇り空のケルンを後にし、あっとゆうまに雲の上まで上昇、あとは揺れる事もない快適なフライトでした。
一時間ほどしかないのでベルリンに関する読み物を手にしてましたが、周囲の席はみんな満席にもかかわらず、窮屈な感じもなくリラックスできました。前の席のうら若き女性がお休み中で、ブロンドヘアがシートの間から僕に迫ってどきどきだったので、それがなければ100%のリラックスだったかな笑
到着が近くなると高度がどんどん下がって地上が近くなってくるけど、明らかに機内に入り込む陽射しがケルンとは違い、白くて熱いベルリン上空。天気が相当に良いようで、ドイツの市街地の沢山の緑地が鮮やかな色で出迎えてくれてます。
ベルリン近郊の街並が見えると、あっというまにテーゲル空港周辺の家々が大きく目の前に迫り、伊丹にアプローチしているようでした。無事定刻通りの到着。夏のように白くエプロンが照り返すベルリン・テーゲル空港に、再びカムバックしてまいりました。
機内サービスも利用した訳ではないので、細かい事はレポートできませんが(機内食等に関しては、前投稿のユーザー様のレビューにありますのでご参照に)、
ジャーマンウィングスは、とても気持ちのよいウェルカムスピリッツをもって時間を共有してくれたように思います。過去の遺恨を消し切るのは難しいかもしれないけど、僕的にはけっこう好印象なフライトでした。
空港サービスや予約システムの利便性、そして価格、運行の正確性など、エアラインを評価する基準は色々あれど、結局一番大事であり、利用者の信頼を得ていくのは、気持ちの伝わるヒューマンサービスなのかな、とも思ったり。簡単な問題ではないですけどね。
重ねて、当社の今後の躍進を祈り、今回の旅の全レビューを終わろうと思います。
どれかに少しでも目を通してくださった方には感謝申し上げます!
ついでではありますが、この旅の前後の行程が何かの参考になる可能性も考えて、一連のレビューリストを最後に記します。当フライトと直接の関連性はありませんが、なにとぞ大目に見てください。。
ではでは、みなさんそれぞれに良い旅がありますように!
( 2016春 記 )
《little trip to Europe 2016》
●Vol.1 Narita(Tokyo)-Istanbul TK053(c)
●Vol.2 Istanbul-Prague TK1767(c)
●Vol.3 Prague-Copenhagen DY3581(y)
●Vol.4 Copenhagen-Tegel(Berlin) AB8037(y)
●Vol.5 Tegel(Berlin)-Zurich LX971(c)
●Vol.6 Zurich-Warsaw LO412(c)
●Vol.7 Warsaw-Narita(Tokyo) LO079(c)
●番外編 Schoenefeld(Berlin)-Cologne Bonn FR183(y)
●番外編 Cologne Bonn-Tegel(Berlin) 4U8051(y)
TK:ターキッシュエアラインズ DY:ノルウェーエアシャトル AB:エアベルリン LX:スイスグローバルエアラインズ(スイスインターナショナル) LO:LOTポーランド航空 FR:ライアンエア 4U:ジャーマンウィングス
(c):Business (y):Economy
ケルン・ボン空港のランドサイドにあるカフェで、遅くなってしまった昼ご飯にパニーニを食べながら窓の外のエプロンを眺めていたけど、この空港はジャーマンウィングスのフリートがとにかく沢山。同州のデュッセルドルフと並ぶ拠点空港のようです。
ドイツ西部の交通と貨物流通の要所らしい、このケルンとボン両都市の中間にある空の玄関口。それを確信するだけの、航空機の発着頻度と利用客の往来の多さを空港内の随所に感じながら、ドイツなのに本場イタリアより美味しいパニーニだなあ、と昼ご飯チョイスにも満足感を得ていました。
ケルン・ボン空港は2つのターミナルからなる造りで、前便ライアンエアで到着したフロアがあったのはT-2。で、これからジャーマンウィングスを利用するべく向かうは、連絡通路の先のT-1。
離発着するエアラインを見る限り、T-1はルフトハンザグループに絞っている様子。ターミナルの形状もこちらのほうが昔ながら?というか、いわゆる成田のT-1のスカイチーム側旧型サテライトにそっくり。ここに手狭になって、長方形状のT-2を隣に新設して、他多数の就航エアラインをそっちにまとめた、とゆう流れなのかな、きっと。
歩き回ってみた限り、やっぱりT-2はアーバンとゆうかモダンとゆうか。とても気持ちよい開放的な作りになってます。
とはいえ、一方のT-1もおそらく色々リニューアルしてると見えて、構えている店舗はどれもお洒落で選び抜かれた感じがでています。成城石○的なスーパーマーケットから、センスのよいキッズ・ベビーアイテムのショップ、そしてトラッドな雰囲気のパブまでがズラリ。昼食を食べたカフェレストランだけは、ちょっと昭和感あったけど笑(サービスはすごく丁寧でした)。
ケルンは今回の旅行で利用した中で、唯一の首都以外の空港でしたが、とても地方空港とは思えないクオリティで、何かの賞を獲得しているだけのことはあるなあと、まじまじと実感。
そんなこんなで、このベリーナイスな空港の探訪と、オブザベーションデッキでの撮影じみたことを終え、出発に向け行動することにしました。
当便の予約は、ユーロウィングス(ジャーマンと同じ括りになってます)のサイトから行っており、この日は機内持ち込みのカバン一つのみだったので、空港ではセルフチェックインで予約番号を打ち込み、ボーディングパスを発券しました。あとはセキュリティを通るだけ、ということで至ってシンプルにエアサイドに入りました。
相変わらずセキュリティは厳しいです。今思い出しても、このケルンーベルリン往復のドイツ国内フライトが一番の厳しさだったような気がします。
出発はT-1の左端、円状のCコンコース、ゲートC4からのようで、沢山の利用者ですでにフロアとベンチは満杯。さすが、午後の微妙な時間帯とはいえベルリン行きの需要はあるようです。LCCながらもPBBでの直接搭乗となり、機内に入りました。
この便だけかどうかはわからないけど、乗務員のみんながすごく良い笑顔。。勝手ながら、ここまでの明るさをあんまり想像してなかっただけに、ちょっと面食らいました。ドイツの実務的なイメージもあったし。
なかでも若手の男性CAさんがとくにナイススマイルで、雰囲気も上品でちゃんとしたホテルのレセプションみたい。ウェルカムオンボード、という言葉を心から体現してくれてるような雰囲気に、自然と温かい気持ちになりました。
きっと、誰もが忘れられない当社の事故のリカバーという意識もあるのだろうと想像できます。でも、それだけに捕われてる雰囲気もなく、みんなが気持ちよく安心して利用してほしい、それだけさ!という心の声が聞こえてくるようでした。
あんまりキレイゴトばかり記すのも何ですが、純粋にこの便ではそう思えたのです。なので、本当にジャーマンウィングスの信頼回復をいのるばかり。沢山のストや従業員管理問題の陰にも、こんな気持ちよいスタッフがいるのだから。
フリートは予定通りのA319。乗ってしまえば機体の小ささなどは然程気にもならず、シートは薄型で足下も適度な広さを確保しています。やっぱり日本のLCCと較べてしまうけど、断然欧州のLCCのナローボディ機のほうが広いなあ。体格違うから当然と言えば当然ですか。シートベルトやシートの問題もなく、シートポケットも疲れてないし、さすがLHグループ、傘下LCCにも新造機を導入してくれてるお陰でしょうか。
キャプテンによる挨拶、CAさんによる安全設備説明もきっちり行われ、いよいよランウェイに向けオンタイムでタキシング開始。いろんな貨物機なども眺めつつ、短時間滞在のケルンともお別れです。ターミナルを背にして、旅客区よりもむしろ広い貨物区の横を通過、敷地の南東端をめざして進む当機。ケルン・ボン空港には3本のランウェイがあり、この日はそのうちの二本の平行滑走路を運用していました。辿り着いたのは長い方のランウェイ、14L/32R。
待ち時間もそこそこに、アナウンスとともに加速、軽やかなエンジン音とともにランウェイの真ん中ほどで浮き上がり、垂直方向に設置されている3つ目のランウェイを跨ぐ感じで離陸しました。朝に到着した往路便の時と同じで、終始低い曇り空のケルンを後にし、あっとゆうまに雲の上まで上昇、あとは揺れる事もない快適なフライトでした。
一時間ほどしかないのでベルリンに関する読み物を手にしてましたが、周囲の席はみんな満席にもかかわらず、窮屈な感じもなくリラックスできました。前の席のうら若き女性がお休み中で、ブロンドヘアがシートの間から僕に迫ってどきどきだったので、それがなければ100%のリラックスだったかな笑
到着が近くなると高度がどんどん下がって地上が近くなってくるけど、明らかに機内に入り込む陽射しがケルンとは違い、白くて熱いベルリン上空。天気が相当に良いようで、ドイツの市街地の沢山の緑地が鮮やかな色で出迎えてくれてます。
ベルリン近郊の街並が見えると、あっというまにテーゲル空港周辺の家々が大きく目の前に迫り、伊丹にアプローチしているようでした。無事定刻通りの到着。夏のように白くエプロンが照り返すベルリン・テーゲル空港に、再びカムバックしてまいりました。
機内サービスも利用した訳ではないので、細かい事はレポートできませんが(機内食等に関しては、前投稿のユーザー様のレビューにありますのでご参照に)、
ジャーマンウィングスは、とても気持ちのよいウェルカムスピリッツをもって時間を共有してくれたように思います。過去の遺恨を消し切るのは難しいかもしれないけど、僕的にはけっこう好印象なフライトでした。
空港サービスや予約システムの利便性、そして価格、運行の正確性など、エアラインを評価する基準は色々あれど、結局一番大事であり、利用者の信頼を得ていくのは、気持ちの伝わるヒューマンサービスなのかな、とも思ったり。簡単な問題ではないですけどね。
重ねて、当社の今後の躍進を祈り、今回の旅の全レビューを終わろうと思います。
どれかに少しでも目を通してくださった方には感謝申し上げます!
ついでではありますが、この旅の前後の行程が何かの参考になる可能性も考えて、一連のレビューリストを最後に記します。当フライトと直接の関連性はありませんが、なにとぞ大目に見てください。。
ではでは、みなさんそれぞれに良い旅がありますように!
( 2016春 記 )
《little trip to Europe 2016》
●Vol.1 Narita(Tokyo)-Istanbul TK053(c)
●Vol.2 Istanbul-Prague TK1767(c)
●Vol.3 Prague-Copenhagen DY3581(y)
●Vol.4 Copenhagen-Tegel(Berlin) AB8037(y)
●Vol.5 Tegel(Berlin)-Zurich LX971(c)
●Vol.6 Zurich-Warsaw LO412(c)
●Vol.7 Warsaw-Narita(Tokyo) LO079(c)
●番外編 Schoenefeld(Berlin)-Cologne Bonn FR183(y)
●番外編 Cologne Bonn-Tegel(Berlin) 4U8051(y)
TK:ターキッシュエアラインズ DY:ノルウェーエアシャトル AB:エアベルリン LX:スイスグローバルエアラインズ(スイスインターナショナル) LO:LOTポーランド航空 FR:ライアンエア 4U:ジャーマンウィングス
(c):Business (y):Economy
コメント
ジャーマンウィングスの航空フォトを投稿・公開しませんか?
FlyTeam(フライチーム)では、飛行機フォトを投稿・公開するブログ機能を提供しています。すでに、3,696,910枚の航空フォト(画像・写真)が投稿されています。
Haeey Lennon様
あとからできたLHの-600シリーズも2年以内には日本路線から退役する計画が発表され、モハヴェ(退役した飛行機が集まるロサンゼルス郊外の空港)へのフライトがいつになるのだろうかが気になりつつもその日まで任務を全うしようとしているHB-JMBでございます。
http://www.travelvision.jp/news/detail.php?id=72674
Eurowingsになってからのドイツ国内路線の機内サービスですが、基本的にはそれ以前とGermanwingsと同じようです。
https://www.eurowings.com/content/dam/eurowings/downloads/WingsBistro.pdf
WARSTEINERの缶ビール(0,33L)が3ユーロで、ワインは赤、白ともミニボトル(200ml)が4,90ユーロと以前搭乗したときよりは10セントほど安くはなっています。ドイツ国内線でもドイツ外へ発着路線でも近中距離路線でも同じ価格のようです。当然スーパーなどで買うよりは割高ですが、ドイツの市中のレストラン、駅や空港売店(日曜祝日はここでしか日用品が買えないため、普通のスーパーよりもともとかなり割高)、鉄道の食堂車あたりと比較すればまあ良心的な価格のようです。
同じLCCでもNorwegianあたりよりもこれらの価格は安いものと思われます(ドイツよりもNorwegianの本拠国の北欧の方が物価が高いため)。
>午後の微妙な時間帯とはいえベルリン行きの需要はあるようです。<
ケルンからベルリンまで車で行くにしても約600kmもあり(東京~姫路あたりか)、いくら日本の高速道路より制限速度が速いといっても5~6時間はたっぷりかかる上(ついでに昼間ではケルン近郊とベルリン近郊は渋滞も少なくない)、鉄道で行ってもICEでも4時間は十分にかかるため(200km/h以上の最高速度を出せる設備となっている区間は全体の3分の1程度しかなく、残りは在来線を160km/h以下での走行を強いられるため)、搭乗前後の待ち時間と空港へのアクセスを考えてもやはり飛行機の方が早いですので・・・。
>ケルンは今回の旅行で利用した中で、唯一の首都以外の空港でしたが、・・・<
ケルン・ボン空港の名称にあるボンは1990年に東西ドイツが再統合するまでは、西ドイツの首都で、ドイツ再統合に際して首都をベルリンにしたところです(実はこれには反対も少なくなかったようです。、一般的には2002年に首都機能はベルリンに移転したとされますが、連邦政府機関が全部ベルリンに移転したわけではないため(例えば「連邦カルテル庁」は今でもボンに所在)、ケルンボン空港は「首都の空港」を感じる部分はあるのかもしれません。また、そういう経緯もあり、航空機の定期便が行き来するには十分な人の往来は今もあるものと思われます。
またまた長くなって恐縮ですが・・・。HB-JMB
HB-JMBさま
華の週末も哀愁に拍車がかかっておりますね笑 みんな誰しも最期のその日まで突っ走るべしということですね!
ジャーマンウィングスの各種サービス、ぜひ次回搭乗の機会あれば試してみたいですね。ノルウェーエアシャトルとのサービス比較とか、今回の欧州旅で可能だっただけに悔やまれております。
なるほど、北欧はたしかにコンビニも高かった印象があります、LCCの雄DYとはいえ、どうしても価格設定にはシビアにならざるを得ないのですね。
また、ケルンボン空港はそのご指摘のあと改めて思い返すと、確かに西の要所なんだなと思う風格でした。マップで見てみると、軍事区や貨物区もあわせると相当な敷地のようですしね。
テーゲルも確か西ベルリンの玄関口として米軍が一気に作った話も、どこかで目にした気がします。歴史とは面白いもので、今も交通、インフラの随所にその名残や理由が垣間見えたり。大変興味深いです。ましてやドイツは、本当に近代史のエッセンスがたくさん詰まっていますね。もちろん建設的な意味においてです。
こんなに空港それぞれにキャラが立っている国だとは思いませんでした。旅はいつも勉強です!
ありがとうございます!