那覇空港でゴーアラウンド！ JAL B777-300 羽田＞那覇 - JAL (日本航空) 口コミ・評価

羽田から沖縄（那覇）まで、JALを利用しました。
機材は、B777-300です。

この日、出発地の東京は天気が良かったのですが、沖縄地方の天気が悪く、条件付きのフライト（着陸できない場合は、羽田に引き返す）でした。

定刻通りに出発し、羽田空港のD滑走路より離陸します。
右手に富士山を見ながら、浜松あたりから、本州を離れて、海上を南下します。

奄美大島を過ぎたあたりから、眼下に雲が増え始め、少しづつ揺れ始めます。
降下が始まると、揺れが大きくなりましたが、気持ち的にも大型のB777-300は安心感があります。機内インターネットでフライトレーダー24のサイトを見ると、先行機が軒並み、着陸できずに着陸復行して旋回しています。

この日の那覇空港は、北風運用のため、沖縄本島の東側から南端を左旋回で回り込み、
第2滑走路RWY36Lに向けて高度を下げていきます。

右手に、糸満市あたりを見ながら最終の着陸態勢から、全開のエンジン音が響き、
瀬永島や那覇空港を下に見ながら、上昇していきます。

やはり悪天候（強風）のためゴーアラウンドとなりました。
乗っていても、横風（東風）が強く、機体が左に流されているのが、良く分かります。

上昇後、約10分間の旋回をしたのち、再びRWY36Lに向けて進入します。
補助翼で機体をコントロールしながら、無事に滑走路に接地しました。

巨大な、B777-300を2回目で安全に着陸させるパイロットはさすがだと感心しました。

ちなみに、この数日後にPW4000系のエンジン問題が発生し、運航停止のまま退役となってしまったので、個人的にはJALのB777-300に搭乗できたのは、最後となりました。

その時のゴーアラウンドと着陸の様子です。
https://youtu.be/pGJVEoH8SNQ
https://youtu.be/CIOA2cfp4Ak