2016年帰国旅行15便目-オヤジの独り言 - ジェットブルー 口コミ・評価

航空会社 ジェットブルー

2023年10月14日に撮影されたジェットブルーの航空機写真

© にっしーさん

IATA | ICAO
B6 | JBU

搭乗レビュー
2016年帰国旅行15便目-オヤジの独り言

航空会社
ジェットブルー
便名
B61734
プレミアムエコノミー
搭乗日
2016/03
路線
JFK(ニューヨーク) → バーリントン
機体記号
N309JB
機材
Embraer ERJ-190-100 IGW (ERJ-190AR)
総評:4
4ッ星
機内食・ドリンク
4ッ星
座席(シート)
5ッ星
機内スタッフサービス
4ッ星
エンターティメント
5ッ星
トイレ・洗面台
無評価
機材コンディション
4ッ星
地上サービス
3ッ星
口コミ投稿者
MaplecroftInnkeeperさん
アクセス数
795
投稿日
2016/04/12

搭乗写真

  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    飛行機は少し遅れて到着しましたが、別... 続き
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    ジェットブルー専用ターミナルには、A... 続き
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    ゲートにある表示板に遅延と出ています... 続き
  • 写真の種類:座席(シート)
    やっと乗り込んだ機内の様子。Even... 続き
  • 写真の種類:機内エンターティメント・アメニティ
    こんな短距離便の小さい機材でも、無料... 続き
  • 写真の種類:機内食・ドリンク
    エクスプレスサービスということで、飲... 続き
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    たくさん乗った飛行機ですが、最後の飛... 続き

総評

ニューヨークは冷たい雨が降っていました。搭乗便を待つ間、ターミナル内で簡単なサンドイッチを食べてコーヒーをすすりながら、ボーッときのうまでのことを思い出していました。あれ?そういえばちょうど昨日の今頃も、空港のターミナルで搭乗時間を待ちながら同じようにコーヒーをすすっていたんだっけ…。やっぱり雨が降ったんだっけ…。アフリカだったよな…。それともあれは単なる夢だった?そういえば、さっきカウンターでこのコーヒーとサンドイッチを渡してくれた人も、昨日のカフェの人に似てたな。夢が現実になったってこと?

不思議な思いに駆られている間に、搭乗時間が近づいたのでゲートに向かいました。この空港は昨日と違い、ガヤガヤと人でごった返していて、それだけで頭がクラクラしそうです。搭乗口の頭上パネルに、「遅延」とでています。機材が20分程度遅れて到着し、乗客がゾロゾロと降りて行きましたが、一向に搭乗案内がありません。この便に乗務するはずのクルーが乗っているボストンから来る便の到着がもっと遅れているためとのことです。結局1時間半くらい遅れて搭乗しました。

飛行機に乗り込んで席に着くと、ほっとした気分になりました。大きな飛行機に慣れてしまったせいか、エンブラエルのこじんまりとした飛行機はかえって新鮮な感じさえし、気持ちが落ち着きます。耳慣れた声の感じの機内アナウンスが聞こえてきました。「Welcome on board Jetblue flight 1734 with non-stop service to Burlington…..」そうか、自分はアメリカに戻ってきたんだと実感しました。今回はずいぶんと長い旅だった。日付の感覚も全くなくなっている。飛行機って、タイムマシンみたいだな・・・。

色んな国のCAさんたちの笑顔やおいしかった機内食など、色々な記憶がよみがえってきました。一度の旅行でこんなに乗ったのは生まれて初めてです。バカの骨頂と思う人も多いかもしれませんが、こういう乗り方を喜んでするあたりが航空ファンの航空ファンたる所以ではないでしょうか。マイレージなんか貯まらなくたって構わない。ゴールドだのサファイアだの、上級ステータスなんて所詮自分には縁がないし、だいいちそんなものがあったところで、ラウンジに入ってただで飲み食いしたり、他の人たちが見ている前でゾロゾロと優先搭乗したりなんて、自分にはどうでもいいことです。僕は、ただ飛行機という乗り物に乗って遠くへ旅することをこよなく愛するだけで、乗れるだけで満足だし、いろんなことを考えながら乗った飛行機一つ一つが一生の思い出に残る大切な宝物なのです。

今回、飛行機にたくさん乗って飛びながら、21世紀の最先端を行くエミレーツのようなエアラインが先頭に立って、人種や言語、文化の壁を突き破って差別や偏見のない世界を作っていくのに是非貢献してほしいなと思いました。またアパルトヘイトを生き抜いた南ア航空も、是非経営を立て直して、その歴史を背負って世界を飛び続けてほしいと思いました。このジェットブルーも、2011年からキューバにチャーター便を飛ばしていますが、アメリカとキューバの国交正常化という歴史的な出来事が起こりつつある中、定期便開設に向けてすでに申請を出しているので、ジェットブルーに乗ってキューバに行ける日もそう遠くないようですし、キューバとの懸け橋として頑張って欲しいと思います。

そんなことを思っているうちに、ドアを閉めたからシートベルトをしっかりと締めて、トレーテーブルと座席の背もたれを元の位置に戻せという、もう耳慣れたアナウンスが聞こえてきました。飛行機はスルスルと動き出し、力強く滑走路を走って空に舞い上がって行きました。このエンブラエルっていう小さい飛行機、ブラジルで作られたんだっけ。自分は飛行機のおかげでこうして時々日本に帰ってるけど、この飛行機は生まれ故郷の地を二度と見ることなく一生を終えてしまうのかな。「エンブラエルさん、いつかあなたの生まれ故郷の国にも飛んで行ってみたいと思います。頑張ってくださいね。」などと心の中で変な独り言を繰り返しながら、「オヤジの一番長い旅」はいつのまにか終わりを迎えました。長い間お付き合いいただき、本当にありがとうございました。

【今回の旅のまとめ】

フライト数:15便(EK206を2度に分けて勘定)

利用したエアライン:ジェットブルー、エミレーツ、南アフリカ航空、エアージャパン、ANA、日本航空

乗った機材:E190、A380-800、A340-600、A340-300e、B787-8、B777-300ER、B777-200、B767-300ER

食べた機内食:20回(軽食も含め)

飛行総距離:約43,300マイル

飛行時間合計:約92時間

フライトログ

搭乗の詳細データです。

座席番号
13A
搭乗クラス
Even More Space (プレミアムエコノミー)
区間マイル
266
出発予定時刻
13:00
搭乗時刻
14:20頃
出発時刻
15:00頃
到着予定時刻
14:16
到着時刻
16:00頃

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