宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2018年10月4日(木)、9月23日(日)に打ち上げた宇宙ステーション補給機「こうのとり」7号機(HTV7)が、9月28日(金)に国際宇宙ステーション(ISS)に結合し、搭載していた生鮮食品がISSに搭乗する宇宙飛行士に届けられたと発表しました。
搭載していたのは、こうのとり6号機に続き2回目の搭載となる北海道産「玉ねぎ」、愛媛県と佐賀県産「温州みかん」、今回初搭載となる宮城県産「パプリカ」と岡山県産「シャインマスカット」の計5種類です。
ISS計画では、補給船を保有する国が分担してISSに長期滞在する宇宙飛行士に生鮮食品を届けており、JAXAは国産生鮮食品を宇宙飛行士に提供することで長期宇宙滞在による様々なストレスを緩和し、パフォーマンスの向上に繋げたいと考えています。今回届けた生鮮食品は、調理性、保存性、衛生性、安全性などの基準をクリアしたものが選定されています。
なお、JAXAのウェブサイトでは、ISSに到着した模様を収めた動画が公開されています。詳しくは、JAXAのウェブサイトを参照ください。