大阪府は2018年11月21日(水)、9月に発生した台風21号により関西国際空港が甚大な被害を受けたことを踏まえ、今後の災害対応の強化について国土交通省に対し要望書を提出しました。併せて、関西国際空港の土地を保有する新関西国際空港と空港を運営する関西エアポートに対し要請を行いました。
この要望・要請では、空港施設や設備などの防災機能の強化と、災害発生時の自治体の防災関係機関との連携強化を求めています。
新関西国際空港と関西エアポートに対しては、現行施設・設備の適切な保全対策と地上部等安全性の高い場所への移設などを行い、防災関係機関との緊急連絡体制の強化や応援要員の受入れ体制、医療支援体制の整備などを求めています。また、島内での滞在時間が長期化することを想定し、実効性が高い避難誘導や移送計画の策定、外国人への適切な情報提供、航空会社などの関係事業者との緊急連絡体制の確立なども挙げています。
詳しくは、大阪府のウェブサイトを参照ください。