空自KC-130H、給油ホースを洋上で投棄

空自KC-130H、給油ホースを洋上で投棄

2012年4月27日午後3時10分ごろ、静岡県浜松市沖で航空自衛隊のKC-130H空中給油/輸送機の給油装置が故障し、ホースが収容できなくなったため、海上の安全を確かめた上でこれを投棄しました。海上に油漏れなどの影響はなかったもようです。

トラブルを起こしたKC-130Hは、愛知県の小牧基地に配備されている第1輸送航空隊 第401飛行隊の所属機で、浜松市沖でUH-60J救難ヘリコプターと空中給油訓練を実施していました。故障したのは左右両翼にある空中給油ポッドのうち、左側のものです。

給油ホースは約30メートルの長さで、これを引きずって着陸した場合、摩擦で生じた火花により引火する恐れがあります。航空自衛隊では原因を調査しています。

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