ヴァージンアトランティック航空は同社の約3000人の客室乗務員を対象に調査を実施した。同社は世界30地点、600万人の顧客から様々な要望を受けており、その中から奇妙でおかしなリクエストをまとめた。
最も多いちょっと変わったリクエストは「窓をあけてもらえますか?」というもの。高度1万メートルで、もし窓を開けられたとしても寒すぎますよね!(笑)
でも、「奇妙」「おかしい」というからには、この程度はまだ序の口。ヴァージンのクルーがリクエストされたおかしなリクエストをさっそく見てみましょう。
■「バービー人形に紅茶をお願い。それから、マッサージも予約して」
いやいや、人形も人間の心が宿ることもあるとは言いますが、マッサージ予約とはヴァージンのサービスを使い倒してますね。
■「うちの子供たち、キッズルームに連れて行ってもらえる?」
あらら。自分の子供の面倒を見きれなかったのでしょうかね。それとも快適すぎて、まだラウンジにでもいると思ったのですかね。。。
■「私の髪の毛、整えてくれる?」
「こちら、美容室じゃあ、ありません(笑顔)」なんて切り返しだったのでしょうかね。リクエストした人の髪の毛の量も気になるところです。
■「義眼を落としちゃったんだよ。一緒にさがしてくれない?」
おおー、これは大変だ!
■「エンジンを止めてくれる?うるさいよ」
あの、止めたら進まないですよ。目的地に着かなくても良いなら、着陸して差し上げましょうか?
■「マクドナルド、機内にある?」
これはある意味、マクドナルドがうれしい話でしょうね。しかし、そんなに好きなら飛行機でどこの国のマクドナルドに行くんでしょうかね?
■「機長は乱気流を止められないの?」
機長がそんなことを出来るのであれば、確かに快適なフライトだw 自然や天候を変えられるとしたら、飛行機に乗っている料金じゃあ安すぎませんか?
ヴァージンの顧客サービスマネージャーは「ヴァージンの客室乗務員は、お客様の要望をかなえる最大限のサービスを提供しているので、私たちも考えもしなかったリクエストが寄せられるんです」とコメントしている。
ちなみに、髪の毛話の笑い話もあるそうですよ。「髪の毛整えて(could you fix my hair?)」のあとに、ある有名セレブ女優が同じリクエストをしたそうです。そのリクエストを受けた客室乗務員はギャレーに直行。同僚からクシとヘアスプレーを借り、セレブの元に戻ると、そのセレブは大笑い。「空気を調整して(could he fix the AIR!)」と言ったのを「hair」と「air」で聞き間違ったそうです。
インパクトのあるリクエストをされると、ついつい思い込んで面白いことが起きることもあるのですね。