デルタ航空、製油所を買収-米国内線の80%のジェット燃料をカバー

デルタ航空、製油所を買収-米国内線の80%のジェット燃料をカバー

デルタ航空は子会社を通じて、フィラデルフィア郊外トレイナーの製油所を買収することを発表しました。この買収で航空燃料の生産力を最大限に引き出し、デルタ航空のアメリカ国内で使用するジェット燃料の約80パーセントがカバーできる想定です。

この取得には、ラガーディア、JFK空港を含む、アメリカ北東部地域のパイプライン、交通設備など航空燃料の調達に必要な資産を含み、総合エネルギー企業のBP、製油所を保有しているフィリップス66との提携も行います。

取得費用は1億5000万ドルで、ジェット燃料の精製所として最大限に生産能力を高める投資に1億ドルを投じる予定。今回の買収で2012年度の燃料コストは、1億米ドル以上を削減する見込み。デルタ航空では2012年前半までに買収手続きを終了、7月以降の第3四半期からジェット燃料の本格生産に入る予定です。

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