アメリカ空軍は2012年5月3日、アーカンソー州リトルロック空軍基地で、現役部隊最後となったロッキードC-130Eハーキュリーズ(61-2358)の退役セレモニーを開催しました。
61-2358はC-130Eの初号機でもある記念すべき機体で、退役後はカリフォルニア州エドワーズ空軍基地に展示されます。
また、61-2358の最初の任務飛行は、1957年9月24日に黒人生徒の入学で州兵が出動する騒ぎとなったリトルロック・セントラル高校事件に、アイゼンハワー大統領命令により1,200名の第101空挺団員を空輸した1機で、この点でも歴史に刻まれる機体です。
アメリカ空軍ではC-130Eに代わり、新型のC-130Jを配備しています。