ベトナムにバンドン国際空港が開港、世界遺産のハロン湾へアクセス向上

ベトナムにバンドン国際空港が開港、世界遺産のハロン湾へアクセス向上

ベトナムで最も新しい空港となるバンドン国際空港が2018年12月31日(月)、開港しました。世界自然遺産に登録されているハロン湾があるクアンニン省に建設され、ハノイから220キロメートルの距離に位置しています。

バンドン国際空港は、民間企業によって開発されたベトナム初の国際空港で、同国を観光不動産開発でリードするサングループが、世界の大手空港コンサルタント・エンジニア会社であるNACO(Netherlands Airport Consultants)とともに建設し、投資額は総計74億6,300万ベトナムドン(3億1000万米ドル)です。

同空港では、メインターミナルや最新の滑走路に最新空港技術を導入しているほか、空港から50キロの位置にあるハロン湾をイメージした美しいデザインを特徴としています。ハロン湾を訪れる国内外の旅行者の新たな玄関口として、今後2年間に年間200万から250万人、2030年までに年間500万人の利用を想定しています。

また、同日、サングループはクアンニン省で「ハロン-バンドン高速道路」と国際クルーズ船を独占的に受け入れる最初の港となる「ハロン国際クルーズ港」の建設プロジェクトを発表しています。4車線、全長60キロの新高速道路が建設されると、バンドン空港からハロン市まで50分未満で移動することができるようになります。

期日: 2018/12/30から
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