エアバス、米モービルでA220最終組み立てライン着工

エアバス、米モービルでA220最終組み立てライン着工

ニュース画像 1枚目:A220
© AIRBUS S.A.S.
A220

エアバスは2019年1月16日(水)、アラバマ州モービルでA220最終組み立てライン(FAL)工場の起工式を開催しました。A220のFALをアメリカに建設することで、アメリカの航空会社による需要増加に対応します。この式典にはエアバスのトム・エンダースCEOをはじめ、エアバスの幹部、スタッフやアラバマ州の関係者など、約700名が参加しました。

エアバスはアメリカのモービル工場でA320ファミリーのFALを設け、A220はこの工場に隣接して設けられます。この新施設ではアメリカの航空会社向けA220-100、A220-300を製造します。計画では、2019年第3四半期に機体の組み立てを開始し、2020年には同工場で製造した最初のA220が納入される予定です。

エアバスは、長年にわたるアメリカとの協力をアピールしています。最終組み立て工場の新設だけでなく、同社の航空機がアメリカの航空会社で多数導入、運航されているほか、アメリカの40州に広がるサプライヤーから480億ドルを購入、275,000人分の職を生み出しました。このほか、カンザス州とアラバマ州にエンジニアリングセンター、フロリダ州に訓練施設があるほか、コロラド州にも同様の施設を開設する予定です。

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