成田国際空港(NAA)は2018年暦年の空港運用状況を発表しました。これによると、航空機発着回数をはじめ、7項目で開港以来最高を記録しました。更新した項目は、(1)航空機発着回数、(2)国際線発着回数、(3)国際線旅客便発着回数、(4)航空旅客数、(5)国際線旅客数、(6)国際線外国人旅客数、(7)国際線日本人旅客数と、国際線旅客便が好調を牽引しています。
航空機発着回数は、年間を通じて新規乗入れ、新規就航、増便が相次ぎ、国際線、国内線共に好調で前年比1%増の255,003回と7年連続で開港以来の最高値を更新しました。
このうち、国際線は、ノックスクートやマンダリン航空、フィジー・エアウェイズなどの新規就航に加え、アジア線、台湾線、韓国線を中心に増便が相次ぎ、前年比3%増の202,953回と、初めて20万回を突破し、4年連続で開港以来の最高値でした。
航空旅客数は、前年比5%増の42,601,130人で5年連続で開港以来の最高値を更新しました。このうち国際線の外国人旅客数は前年比12%増の17,365,312人で5年連続で開港以来の最高値を更新、日本人旅客数は前年比7%増の35,352,033人と初めて3,500万人を突破し、2007年以来の最高値を更新しました。
なお、12月の運用状況は、航空機発着回数が前年比1%増の21,622回、このうち国際線発着回数は前年比1%増の17,069回、国内線発着回数は前年比3%増の4,553回と過去最高を記録しました。
航空旅客数は前年比5%増の3,543,079人、このうち国際線旅客数は前年比6%増の2,925,965人で過去最高、国際線外国人旅客数は前年比5%増の1,443,380人で、国内線旅客数は前年比3%増の617,114人で過去最高を記録しました。