エミレーツ、バレンタインデーを前に花き輸送の貨物チャーター便を運航

エミレーツ、バレンタインデーを前に花き輸送の貨物チャーター便を運航

ニュース画像 1枚目:ナイロビからの貨物便輸送
© Emirates
ナイロビからの貨物便輸送

エミレーツ航空の貨物部門、エミレーツ・スカイカーゴはバレンタインデーを前に、5大陸を結ぶ花き輸送のチャーター便を9本運航し、増加する需要に対応しています。このうちエミレーツ・スカイカーゴとして初めてナイロビからシドニー、キトからロサンゼルスへの花輸送チャーター直行便を運航しました。

バレンタインデーの時期は、南半球から北半球への花き輸送が盛んで、ナイロビ発着は定期貨物便、キト発着は週4便の貨物便だけでなく、臨時便を運航しています。オランダのアールスメール市場など世界の花流通の中心に向けて輸送力を拡大し、スカイカーゴの777貨物機は1機で最大100トンを搭載し、追加需要に対応しています。

エミレーツ・スカイカーゴは貨物便としてナイロビからシドニー行き、そしてキトからロサンゼルス行きで直接、花を輸送した便となりました。フラワーオークション・ハウスへの供給に加え、生産者が世界市場で最終顧客に直接供給する傾向があります。

花の輸送は、収穫される農場に始まり、花の選別、花束にまとめ箱詰め作業を経て、航空機に搭載されます。鮮度を最大限に保ち、その期間を長く保つため、花は2度から5度の温度で維持されています。

エミレーツ・スカイカーゴは2018年、世界中で5万トン以上の花きを輸送しており、このうち27,000トン以上の花の大部分はケニア発の需要です。これは世界全体の花の輸出の約15%と推定されています。このほか、インド、タイ、スリランカ、エチオピアなどから、旅客機のベリースペースを活用した花き輸送も手がけています。

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