IHI、航空局の立入検査でエンジン部品修理の検査に不適切事象が判明

IHI、航空局の立入検査でエンジン部品修理の検査に不適切事象が判明

IHIは2019年3月5日(火)、民間航空機エンジン整備事業で国土交通省東京航空局の立入検査においてエンジン部品修理の検査に不適切な事象が判明したと公表しました。日本経済新聞が3月5日(火)付の1面で指摘しているものの、IHIは発表したものではないとコメントしています。

日経は当該記事で一部の工程で数年間にわたり資格のない従業員が検査を担当し、該当するエンジンは数百基とみられるとしつつ、即時のリコール対象にならないとも指摘しています。航空法で整備事業について、航空局の認定を受けた整備場であると同時に当該の資格を取得する担当者による作業などが定められています。

IHIは東京航空局に全面的に協力し、不適切な事象の詳細な調査を進め、その指導の下で対応を進めるともコメントしています。また、こうした一連の事象について顧客、取引先、関係者に対し「ご心配とご迷惑をお掛けすることになり、衷心より深くお詫び申し上げます」と陳謝しています。

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