エアージャパン、羽田発香港行き乗務員からアルコール検出で9分遅延

エアージャパン、羽田発香港行き乗務員からアルコール検出で9分遅延

エアージャパンは2019年3月15日(金)、羽田発香港着のANA821便に乗務予定の運航乗務員から、アルコール検査で陽性反応が確認されたと公表しました。

これに伴い、当該便は別の乗務員と交代し、予定より約9分遅れで羽田を出発しました。エアージャパンは搭乗客や関係者に対し、「ご迷惑をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます」と陳謝しています。

エアージャパンは2月1日(金)に運航された成田発ヤンゴン行きANA813便で、乗務予定の副操縦士が乗務前検査でアルコール反応が検出されたことを受け、国土交通省から厳重注意を受けており、3月22日(金)までに必要な再発防止策を講じ、航空局へ報告を予定していました。

また、ANAグループでは、1月3日(木)に発生したANAウイングスの運航乗務員による、アルコール検出に伴う運航便遅延の事案で、国土交通省航空局から文書による業務改善勧告と該当の運航乗務員の航空業務停止が実施されています。

エアージャパンは乗務員の飲酒問題で、国土交通省より厳重注意を受けている中、再発させてしまいましたことを重く受け止めるとして、再発防止策を浸透、徹底し、全役職員一丸となって信頼回復に努める方針です。

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