JAXA、宇宙食料マーケット創出めざすプログラム始動

JAXA、宇宙食料マーケット創出めざすプログラム始動

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2019年3月27日(水)、リアルテックファンド、シグマクシスと共同で、宇宙食料マーケットの早期創出をめざす「Space Food X(スペースフードエックス)」プログラムを始動します。これは、JAXAの共創型研究開発プログラム「宇宙イノベーションパートナーシップ(J-SPARC)」の取り組みの一環で、30以上の企業や大学、研究機関、有識者とプログラムを推進します。

このプロジェクトは、宇宙生活に限らず地球上の食糧問題の解決に向け、分野横断的な研究開発や事業創出を促進するため、宇宙食料関連マーケットの開拓やそのために必要なシナリオ策定、アクション検討などを行います。

ANAホールディングス、ミドリムシを活用したバイオ燃料事業などを手がけるユーグレナなど30以上のメンバーから構成される「Space Food Xイニシアチブ」を立ち上げ、人類の宇宙への生存圏・経済圏拡大に伴う課題と地球上のSDGsの課題双方の解決を加速させ、継続可能な巨大成長市場の早期創出をめざします。

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