ミュンヘン・フランツヨーゼフシュトラウス空港は2012年5月17日、新空港の開港から20周年を迎える記念日でした。その日、ミュンヘンからヴェネツィアへ向かうエア・ドロミティのATR 72-200型、機体番号(レジ)「I-ADCD」が緊急着陸のため、ミュンヘンへ引き返し、着陸後に滑走路を逸脱、負傷者が出てしまいました。
この便はルフトハンザドイツ航空のLH1912便として運航。ミュンヘンを午後1時34分に離陸後、客室内で煙が発生したことからパイロットが引き返しを決定。ミュンヘン空港に着陸後にこうした事態になってしまいました。
負傷者が発生した事は残念ですが、軽傷とのこと。せっかくの記念日に大惨事にならず、不幸中の幸いでした。海外のサイトでは、滑走路を逸脱した様子などが公開されています。