ハワイアン航空、787-9のシートデザインパートナーに2社を選定

ハワイアン航空、787-9のシートデザインパートナーに2社を選定

ニュース画像 1枚目:アセント・シーティング・システム
© ハワイアン航空
アセント・シーティング・システム

ハワイアン航空は2019年4月10日(水)、2021年に投入予定の787-9ドリームライナーのシートデザインパートナーを選定しました。

選定された企業は、アディエント・エアロスペースとコリンズ・エアロスペースの2社です。アディエント・エアロスペースは、ボーイングと自動車用シートのグローバルリーダーであるアディエントの合弁会社で、プレミアムキャビン、いわゆるビジネスクラスのシートを開発します。

アディエント・エアロスペースは、中央のパーテーションを下げることでダブルベッドになる隣り合ったシート、ダブルスイートを特長とするシートを提供し、787-9に最適、かつ上質なシートを提供します。これにより、共有空間とプライベート空間の双方を重視するカップル、家族などのレジャー目的の旅客のニーズにもこたえる柔軟性、機能性を備えています。

コリンズ・エアロスペースは、「メインキャビン」に同社が開発した「アスパイヤシート」を装着します。このシートは、最大限に面積が拡大され、背面や座面によりゆとりがあるほか、背もたれやアームレストが人間工学的に心地よい形状に設計されています。ハワイアン航空は、A321neoのナローボディ機にコリンズ・エアロスペースのピナクル・メイン・キャビンシートを採用しています。

ハワイアン航空は、787-9を確定で10機購入、10機の購入オプションを契約しています。これにより、客室内の気圧を保ち、快適かつ静かな環境を提供する機材の導入で、ハワイと北米、アジア、南太平洋の都市を直行便で結びます。

この記事に関連するニュース
メニューを開く