石見空港で2019年5月26日(日)、航空機事故を想定した消火救難総合訓練が実施されます。滑走路、着陸帯、エプロンを使用し、訓練時間は9時30分から11時の予定です。
訓練には益田広域消防本部、萩市消防本部、島根県警察本部、島根県益田警察署、益田赤十字病院など16の機関に加え、11の機関から構成される石見空港消火救難隊が参加します。この訓練は、初動対応を含む各種緊急活動やその手順に習熟し、航空機火災の防御、人命救助、医療救護等の体制を確立することを目的としています。
当日は、石見発羽田行き航空機が、離陸しようと日本海側から東側に向かって滑走中、エンジン故障で滑走路を逸脱し、北側の草地に左側エンジン部を接触させ停止、その後小規模な火災が発生し、多数の負傷者が出たという想定で行われます。
訓練項目は、空港消火救難隊による初期対応、関係機関による情報伝達、関係機関による緊急体制配備、事故機の火災消火活動、乗客・乗員の救出と避難誘導、負傷者の救護と救急活動の6項目です。