空自C-2がパリ・エアショー参加 P-1も展示で2機種揃い踏み

空自C-2がパリ・エアショー参加 P-1も展示で2機種揃い踏み

ニュース画像 1枚目:美保航空祭で飛行するC-2輸送機
© 航空自衛隊
美保航空祭で飛行するC-2輸送機

航空自衛隊は2019年6月9日(日)から6月26日(水)まで、C-2輸送機の国外運航訓練を実施します。目的の飛行場はカンボジアのシェムリアップ国際空港、アラブ首長国連邦のアブダビ空軍基地、フランスのル・ブルジェ空港です。

ヨーロッパ、中近東方面での航空路や地域特性を把握し、C-2輸送機の運航要員を対象とした国外任務遂行能力の向上を目指します。アブダビには、アル・バティーン、アル・アイン、アル・ダフラの空軍基地が所在します。アブダビではUAE空軍と部隊間交流を実施し、ル・ブルジェ空港ではパリ・エアショーに参加し、フランス空軍や参加各国の空軍と部隊間交流を実施します。

「パリ・エアショー(The 53th Paris Air Show )」は6月17日(月)から6月23日(日)までの1週間、フランス・パリ郊外のル・ブールジェ空港を会場に開催されます。パリ・エアショーのC-2参加は、今回が初めてです。

C-2のエアショー参加は、2017年11月の「ドバイ・エアショー」、2018年7月の「ロイヤル・インターナショナル・エアタトゥー(RIAT)」、2019年2月の「オーストラリア国際航空ショー(アバロン・エアショー)」に続くものとなります。主催者のプログラムでC-2は業界、一般向けとも期間中、地上展示される予定です。

なお、海上自衛隊のP-1参加もプログラムに掲載されており、川崎重工が開発した新たな2機種が海外エアショーで揃って展示される初めての機会となります。

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