東京海上日動、航空宇宙産業を支援 航空サプライチェーン保険で

東京海上日動、航空宇宙産業を支援 航空サプライチェーン保険で

ニュース画像 1枚目:航空サプライチェーン保険 仕組み
© 東京海上日動火災保険
航空サプライチェーン保険 仕組み

東京海上日動火災保険は2019年6月13日(木)、中部航空宇宙産業技術センター(C-ASTEC)と連携し、航空機部品や宇宙機器部品加工を手がける中小企業向けの「航空サプライチェーン保険」を活用した、独自の支援制度を開始すると発表しました。

航空サプライチェーン保険は、高額な材料や部品の破損による多額の損害発生など航空宇宙分野特有のリスクを補償します。受託した部品加工中の損害は、保険を契約した企業だけでなく、委託する協力会社も含めて補償するほか、火災、風水災、盗難、輸送中の破損や加工作業中の加工ミスや材料の不具合による損害も補償の対象です。

今回開始する取り組みは、破損事故の発生しやすい工程や作業を把握し、東京海上日動独自の人間工学の知見とC-ASTECの技術情報を活用し事故の原因を分析、再発防止の提案を実施します。この取り組みにより、航空機部品や宇宙機器部品加工に取り組む中小企業の事業の安定化と、航空クラスター形成による国際競争力の向上を支援し、航空宇宙産業の発展と地方創生への寄与をめざします。

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