イベリア航空は2019年6月22日(土)、マドリード/シカゴ線にA350-900を投入しました。シカゴは、ニューヨーク、ブエノスアイレスに続き、イベリア航空がA350-900を投入した3都市目の就航地となります。
スペインのテノール歌手にちなんでつけられた愛称「Plácido Domingo(プラシド・ドミンゴ)」を持つA350-900は、同日300人以上を乗せ、予定より13分早い13時47分にシカゴ・オヘア国際空港に到着し、ウォーターキャノンでの歓迎を受けました。イベリア航空が同路線をA350-900で運航するのは初めてとなります。
同機は、航続距離14,800キロメートルで、同型の機材より燃料効率が25%向上した最新の双発機で、約70%が炭素繊維、繊維ガラス、チタン、アルミ合金などの最新素材で作られています。また、市場で最も静かな機材で、2分から3分ごとに客室内の空気をリフレッシュするオゾンフィルター付きの通風システムが装備されているほか、湿度はより高く保たれ、より快適なフライトを提供します。
イベリア航空のA350-900は、ビジネス、プレミアムエコノミー、エコノミーの3クラス制となっており、現在5機を保有し、2021年までに追加で15機を受領予定です。イベリア航空は1998年にマドリード/シカゴ線を開設し、現在1日1往復便を運航しています。