防衛省、自衛隊は、国際緊急援助活動の自衛隊の態勢を見直し、2012年7月から新態勢に移行します。この国際緊急援助活動は海外で大規模な災害が発生した場合、外務大臣、防衛大臣が協議し、国際緊急援助隊として自衛隊の部隊が派遣されるもの。
見直しでは、これまで給水援助活動の実績がないことから、給水機能は確保しつつもこの援助活動に従事する人員を効率化することなどがあげられています。
航空機関係では、これまでの活動で政府専用機、空中給油機のKC-767、民間輸送機などが輸送手段として用いられてきています。このため、政府専用機、空中給油機のKC-767、民間輸送機を引き続きも適切に輸送手段とするほか、C-130Hを待機させることを加え、輸送計画を見直すとしています。