ANA、特別支援学校に通う中高生を対象に「ANAそらぱす教室」を開催

ANA、特別支援学校に通う中高生を対象に「ANAそらぱす教室」を開催

全日空(ANA)は2019年8月2日(金)、7月に開催した特別支援学校に通う中学生・高校生を対象とした搭乗支援プログラム「ANAそらぱす教室」の様子を掲載しています。

「ANAそらぱす教室」は、修学旅行などで飛行機を利用する特別支援学校の生徒を対象に、搭乗手続きから保安検査、機内への搭乗、着席、降機の一連の流れを事前に体験できるもので、ANAグループ社員が講師を務めました。

7月に開催したのは、東京にある筑波大学付属桐が丘特別支援学校で、ANAグループ社員5名が出張し、専用のテキスト「そらぱすブック」を使い説明しました。普段、電動車いすを使用している方もいるため、飛行機を利用する際の注意点や、SPECIAL ASSISTANCEカウンターの説明、ANAで貸出している車いすの種類などを説明した後、実際の機内のシートを使った「模疑搭乗体験」を実施しました。

今回、使用した車いすの中でも、空港で使われている樹脂製車いす(モルフ)に関心が集まりました。モルフは、座ったまま保安検査場を通過できるほか、外側の車輪を外せるため、車いすから降りずに機内の通路を走行できます。

なお、8月からは、首都圏エリアの特別支援学校の中学部・高等部で受付を開始し、10月以降の実施を予定しています。

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