カンタス航空は2019年8月10日(土)、オーストラリア郵便公社と国内線、国際線における航空貨物運送契約の拡大を発表しました。
両社は1922年にカンタス航空がエアメールの輸送を開始してから約100年間にわたり、提携関係を構築しています。今回、新たに7年間で10億ドル以上の規模の契約を締結しており、オーストラリア郵便公社はカンタスフレイトが専用貨物便と、110都市以上に運航されているカンタス航空とジェットスターの旅客便、最大1,500便の優先アクセスを活用できます。
また、旅客機から貨物機に転用したA321P2Fを最大3機導入することを予定しており、カンタス航空はA321を貨物機として運航する世界初の航空会社となります。A321P2Fは、既存の737貨物機と比較し、約50%となる9トン分の容積を追加で提供します。A321P2Fの1機目は、2020年10月に投入される予定です。