イベリア航空のパイロット、レッドブル・エアレースで10位入賞

イベリア航空のパイロット、レッドブル・エアレースで10位入賞

ニュース画像 1枚目:Juan Velarde機長
© イベリア航空
Juan Velarde機長

イベリア航空のA330機長であり、エアレースの選手でもあるフアン・ベラルデさんは2019年9月、レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップに参加しました。

ベラルデさんはこれまでスペイン曲芸飛行チームに所属し、ヨーロッパ大会や世界大会で複数のメダルを獲得していましたが、5年前に新たな挑戦として「空のF1」とも称される「レッドブル・エアレース」に参加しました。時速約400キロメートル、地上または水上20メートルの高さで飛行し、スピードと正確さ、飛行技術を要求される競技に魅了され、以来、毎年、アラブ首長国連邦、日本、ヨーロッパ、アメリカで開催される大会に「チーム・ベラルデ」として参加しています。

重さ240トンで地上10キロの高さを時速900キロで飛行し、最新機器を使用し安全と効率さ、搭乗者の快適さを追求するA330の飛行と、600キログラムの機体を使用し、機体から伝わる感覚と直感を重視してのエアレースは全く異なる飛行体験で、両方に従事できることは幸運なことだと、ベラルデさんはコメントしています。

9月に千葉で締めくくられた2019年レッドブル・エアレース・ワールドシリーズでは、ベラルデさんは10位に入賞しています。

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