スカンジナビア航空(SAS)は2019年9月18日(水)、二酸化炭素排出量削減のため、航空券購入時にバイオ燃料を購入できる選択肢の提供を開始しました。
バイオ燃料は従来のジェット燃料と比較し、環境に影響を与える二酸化炭素排出量を最大80%削減でき、航空旅行をより持続可能にし、2030年までに排出量25%削減をめざすSASの目標を実現させる重要な手段となります。
新たに導入されたシステムでは、フライト時間の20分間を1ブロックとして計算し、60分間で利用フライトが排出する二酸化炭素を全てをカバーするには3ブロック分の購入が必要です。なお、2019年9月時点で、1ブロックは10米ドルまたは10ユーロと設定されています。
搭乗者は、航空券購入時または出発前まで、公式サイトの「予約済みフライト(My bookings)」からバイオ燃料を購入できます。購入したバイオ燃料は搭乗予定のフライトに必ずしも使用される訳ではありませんが、同等量のジェット燃料をバイオ燃料に置き換え、SASが運航するフライトで使用します。