エールフランス、サフラン・キャビンのECOSオーバーヘッドビン導入へ

エールフランス、サフラン・キャビンのECOSオーバーヘッドビン導入へ

ニュース画像 1枚目:現行(上)と新たに導入(下)するオーバーヘッドビンの違い
© Air France
現行(上)と新たに導入(下)するオーバーヘッドビンの違い

エールフランス航空は2020年から、フランス国内線とヨーロッパ内路線を運航するA320に、最新のECOS(Efficient Cabin Open Space)製オーバーヘッドビンを導入すると発表しました。この製品は、パリに本社を置き、航空宇宙や通信分野などで世界各国に拠点を持つ複合企業サフラン・グループのサフラン・キャビンが手がけています。

この頭上収納は、現行より最大で60%増のスペースを提供し、より手が届きやすい低い場所に設けた棚で、中が見やすく、出し入れも簡単になり、扉も通路の邪魔になりにくい仕様です。頑丈で軽量なECOSシステムは導入も簡単で、機体を改良する必要もありません。

より多くの荷物を簡単に出し入れできることにより、収納スペースを探す必要なく、スムーズな搭乗体験を提供し、準備時間を短縮し、定時運航率の向上に寄与すると期待されています。

エールフランス航空は2020年9月から2022年9月まで、40機のA320、11機のA321に1,342台の新たなオーバーヘッドビンを導入する計画です。なお、エールフランス航空は、短中距離路線に投入するA320とA321にECOS製オーバーヘッドビンを導入する初の航空会社となります。

メニューを開く