ボーイングはアメリカ海軍と共同して、EA-18Gグラウラーの衛星通信(SATCOM)システムの実証試験に成功したと2012年6月13日に発表しました。SATCOMシステムは航空機と艦艇、地上部隊、指揮所間の音声やデータの双方向通信を、通信衛星を介して行うものです。
実験は5月23日から30日まで、カリフォルニア州チャイナレイク海軍航空戦センター先進兵器研究所で、第31評価飛行隊(VX-31)のEA-18Gを使用して行われました。
EA-18Gの乗員は、チャイナレイクやメリーランド州パタクセントリバーの地上チームと、音声およびデータ通信を安全に実施しました。
ボーイングでは当初の要求から90日未満で実験を成功させることが出来、F/A-18E/Fスーパーホーネット・シリーズは重要な通信能力を低コスト、低リスクで獲得したとしています。