航空自衛隊浜松基地は、2019年10月20日(日)に開催する基地開放行事「エア・フェスタ浜松」を予定通り実施すると発表しました。当日は8時から15時まで、基地が一般開放されます。
第1航空団司令兼浜松基地司令の加治屋秀昭空将補は、災害派遣と両立を図りつつ、開催する旨を明らかにしています。展示飛行、地上展示とも計画どおり実施できるよう全力を尽くすとしつつ、状況によって一部の計画変更の可能性もあるとしています。
台風19号による各地での被害を受け、浜松基地の所属部隊はU-125A救難捜索機、UH-60J救難ヘリコプターによる被害情報の収集や孤立者などの人命救助活動を実施しました。さらに、E-767を派遣し、現場で活動するさまざまなヘリコプターの安全確保と効率的な活動を支援するため、飛行情報共有を実施しています。このほか、給水支援で5トン給水車2両を含む部隊を福島県に派遣しています。
エア・フェスタ浜松に参加する外来機として、10月18日(金)にブルーインパルスがすでに浜松基地に到着しており、松島基地Twitterでは整備員などの移動も伝えています。
■エア・フェスタ浜松2019 <展示飛行プログラム> 08:30〜08:40 T-4 オープニング 09:30〜09:40 T-400 航過飛行 09:40〜10:00 UH-60J、U-125A 救難展示 10:00〜10:15 E-767 航過飛行 10:15〜10:30 T-7 航過飛行 10:45〜11:20 T-4 航過飛行 11:20〜11:45 アメリカ空軍F-16 12:35〜13:00 UH-60J 落下傘降下 13:00〜13:12 F-2 機動飛行 13:12〜13:24 RF-4 機動飛行 13:55〜14:35 ブルーインパルス曲技飛行 <地上企画> 12:00〜12:50 音楽演奏 11:00〜11:45 太鼓演舞 10:00〜10:45 軽音楽部演奏 08:00〜08:30 オープニングイベント・ミス浜松 08:00〜15:00 花自動車 08:00〜15:00 売店 09:00〜11:00 消防車放水体験 <航空機地上展示> T-4、T-400、F-15J、F-2、F-16、 RF-4、E-2C、E-767、C-130、 CH-47J、U-4、U-125A、UH-60J <装備品展示> ・第3格納庫 救難装備品、T-4構成品、F-15エンジン、 E-767エンジン、T-4脚リトラクション、 救命装備品、災害派遣関連器材、 各種救出器材、タンク塗装機展示 ・エンジン格納庫 部隊紹介パネル展示 基地模型部模型展示 ・エプロン地区 ペトリオット、基地防空器材、 AWACS.Jr