1954年8月の初飛行以来、2,600機目ハーキュリーズは米空軍向け

1954年8月の初飛行以来、2,600機目ハーキュリーズは米空軍向け

ニュース画像 1枚目:2,600機目のC-130
© Lockheed Martin
2,600機目のC-130

ロッキード・マーティンは2019年10月21日(月)、アメリカ空軍に2,600機目のC-130ハーキュリーズを納入しました。ハーキュリーズは1954年8月の初飛行以来、65年で2,600機目の納入をMC-130Jで達成しました。

この機体は、ジョージア州マリエッタから10月22日(火)に離陸し、ニューメキシコ州のキャノン空軍基地に向かいました。納入されたMC-130Jは空軍特殊戦コマンドの第9特殊戦飛行隊で運用されます。

C-130ハーキュリーズは、60カ国以上で運用されている4発ターボプロップの戦術輸送機です。試作型と初期型のC-130Aはノーズが短くプロペラが3枚のタイプや、105ミリ榴弾砲を搭載したガンシップAC-130もあります。南極での物資輸送に使用したり、実験で空母「フォレスタル(CV-59)」へ発着艦したことがあります。

派生型には、空中給油機、電子戦機、早期警戒機、戦闘捜索救難機、気象観測機などが存在します。最新型のC-130Jはエンジンの更新やグラスコクピット化、アビオニクスの更新が行われ、1996年4月に初飛行して20カ国で運用されています。

期日: 2019/10/21から
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