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「はやぶさ2」における化学推進系スラスタの位置
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2019年11月13日(水)、小惑星探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ(Ryugu)」から出発したことを確認、これを発表しました。
JAXAは11月13日(水)の8時から13時30分まで、「はやぶさ2」の化学推進系スラスタを噴射して軌道制御の運用を行いました。取得したデータから、化学推進系スラスタの噴射が予定通り行われ、秒速9.2センチメートルでリュウグウから離脱を開始したこと、「はやぶさ2」の状態が正常であることを確認しています。出発した時刻は10時05分でした。
なお、「はやぶさ2」には化学推進系スラスタが計12基搭載されており、JAXAは今後、地球帰還に向けてイオンエンジンなどの搭載機器類のチェックを行う予定です。
吉川真ミッションマネージャは、1年半のミッションは感動の連続であり、そのすべてに感謝しつつ、最後のミッションに挑むとコメントしています。