岩国空港の萩美術館・浦上記念館すぽっと展示、大石早矢香さんの作品展示

岩国空港の萩美術館・浦上記念館すぽっと展示、大石早矢香さんの作品展示

岩国空港の「萩美術館・浦上記念館すぽっと展示」で2019年11月29日(金)、展示作品の入れ替えが行われました。新たに大石早矢香さんの作品「サシクニワカヒメ -母性-」を、2020年1月26日(日)まで展示します。

大石早矢香さんは1980年京都府に生まれ、2004年に京都市立芸術大学を卒業後、数々の個展を開催して作品を発表しています。学生時代に縄文土器の豊かな造形と出会い、装飾に関心を寄せるようになりました。

「サシクニワカヒメ -母性-」は母性を主題にしており、人工的な乳房とその存在に呼応するような動きを見せる乳が独特の表現で調和し、主題を引き立てています。牛の四肢をベースに、人体、動物、植物、無機物の多様なモティーフや色彩は、調和の元に装飾され、鮮やかで美しいリズムを可視化しているようです。

萩美術館・浦上記念館は1996年に開館した浮世絵、東洋陶磁、陶芸を専門とする美術館です。2016年に開館20周年を迎え、同館所蔵の伝統工芸や近現代陶芸作品を岩国空港で展示し、空港利用者にその魅力を広くPRしています。

期日: 2019/11/29 〜 2020/01/26
メニューを開く