ノースロップ・グラマン、退役したセイバーライナーを公立高校に寄贈

ノースロップ・グラマン、退役したセイバーライナーを公立高校に寄贈

ニュース画像 1枚目:2018年に退役したN160W
© Northrop Grumman
2018年に退役したN160W

ノースロップ・グラマンは2019年12月9日(月)、退役したセイバーライナーの機体記号(レジ)「N160W」をアナランデル郡公立高校に寄贈しました。メリーランド州リンシカムのノースロップグラマン飛行試験施設で式典が開かれました。今後、「N160W」はティプトン空港に常駐し、アナランデル郡公立高校で次世代の航空技術者を養成する教材として余生を送ります。

ノースロップ・グラマンは、2機のセイバーライナーを運用してきました。1972年に製造された「N160W」は、ウェスティングハウスで幹部用のビジネスジェットとしてのキャリアをスタートし、ノースロップ・グラマンで数十年に渡り、レーダー開発で空中での探知や特性評価の目標に、ボルティモア・ワシントン国際空港を拠点に2018年まで、運用されました。

2機目のセイバーライナー機体記号(レジ)「N168W」は、F-16のレーダーを開発するために大幅に改造され、金属地が特徴的なことから、この機体は「シルバーセイバーライナー」と呼ばれていました。「N168W」は11月10日(日)から、アメリカ国立電子技術博物館に常設展示しています。

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