エアバスは2019年12月16日(月)、チェコ空軍からC-295輸送機を2機、追加受注したと発表しました。受注したのはウイングレットを装備した改良型で、2021年前半に納入する予定です。この受注で、C-295の受注数は214機になりました。
チェコ空軍のC-295は、計6機になります。エアバスは現在運用中の4機のアップグレードの契約も締結しています。
C-295はCN-235の胴体を延長した発展型です。スペインのコンストルクシオネス・アエロナウティカスS.A.(CASA)が開発・製造し、1997年に初飛行、EADS、エアバスと親会社を変えながら、現在まで引き継がれています。
諸元は、全長24.45メートル、全幅25.81メートル、エンジンPW127G2基、最大速度490キロメートル、航続距離5,630キロメートルです。輸送型の他、海洋監視型と早期警戒型が開発されています。