アメリカ空軍の軍用ドローンの運用は、今後10年でより重要度を増すと見込まれています。こうした流れを受け、ネバダ州クリーチ空軍基地で2019年11月19日(火)、太陽をバックにMQ-9リーパーとポーズをとる第432航空団第432作戦航空群のアメリカ空軍兵の撮影が実施されました。
第432作戦航空群はこの10年で、MQ-1プレデターやMQ-9リーパーなど攻撃を行う軍用ドローンを運用する新しい形態の部隊に生まれ変わりました。これまで、50万時間の戦闘を記録しています。
2014年後半から、イラクとシリアで対ISILの作戦に就きました。MQ-1とMQ-9は当初、戦闘地域で情報収集を任務としていました。標的に対してレーザーを照射し、A-10やF-15E、F-16の攻撃を支援しました。
MQ-1が2018年3月、アメリカ空軍から退役し、MQ-9のみを運用する部隊になりました。2017年に実施した飛行試験では、「敵機」を撃墜しており、今後は空対空戦闘能力も付与される可能性があります。