コールソン・アビエーションのEC-130Q、豪で消火活動中に墜落

コールソン・アビエーションのEC-130Q、豪で消火活動中に墜落

ニュース画像 1枚目:活動中のC-130
© Coulson Aviation
活動中のC-130

オーストラリアでの大規模火災に対応し、空中消火活動に当たっていたコールソン・アビエーションのEC-130Qハーキュリーズ、機体記号(レジ)「N134CG」が2020年1月23日(木)、墜落しました。ニューサウスウェールズ州のリッチモンド空軍基地を離陸後、キャンベラの上空を飛行し、消火活動の最中に連絡が途絶え、墜落が確認されたものです。

ニューサウスウェールズ州消防局によると、墜落現場はスノーウィーモナロ地域で地面と衝突したとみられています。flightawareの飛行データによると、高度1,650メートル、時速246キロメートル程度での記録が最後となっています。

事故当時、「N134CG」には3名の乗務員が搭乗し、活動に当たっていました。コールソン・アビエーションはアメリカをはじめ、南米、今回のオーストラリアなど、世界各地で発生する大規模な火災に対応しており、オーストラリアでは政府との契約により、墜落したEC-130Q以外に、737、大型ヘリコプターなど消火活動に従事しています。

なお、リッチモンド空軍基地では先ごろ派遣された航空自衛隊のC-130Hの2機も拠点としており、現地で消防士などの空輸支援などに対応しています。

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